特集

2017.03.05|

海外出張

米国(2014年7月)

7月6日から5日間、玄葉光一郎前外相と福山哲郎元官房副長官とともに、米国のワシントンDCを訪れまし た。今回は、主に政治家やシンクタンクの研究者の皆さんと意見交換をしましたが、オバマ大統領に対する雰囲気が思ったより厳しく、民主党議員からも批判的な意見があったことはやや驚きでした。 
また、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)や中国についても議論になりました。TPPに対する議会の反応は厳しく、中間選挙終了後も含めて、最終合意は簡単ではないとの印象を受けました。私からは、TPPはアジア太平洋の経済ルールを日本が主導してつくることに大きな意義があることを説明しました。
中国については、米中戦略・経済対話が始まったということもあり、高い関心が示されました。中国に対する警戒感の高まりは日米の共通認識です。中国には世界のルールに基づいて行動してもらわなければなりません 。しかし、中国を封じ込める「containment」ではなくて、世界の中に関与させていく「engagement」という考え方を前提にしての様々な議論であるということは、米国側とも共通の認識でした。

デビン・ニューネス米日議連共同議長

ジョン・コーニン上院共和党院内幹事



中国(2014年3月、5月)

3月21日~22日、中国の上海を訪問しました。現地で働く経済人の皆さんと意見交換をしたり、日系企業の工場を視察したりしました。政治的には厳しい日中関係ですが、経済関係は深まっており、その大きな流れは変わらないということを実感しました。
5月には日中友好議連の副会長として再度訪中し、中国共産党ナンバー3の張徳江全国人民代表大会常務委員長(国会議長)らと会談しまし た。非常に厳しい会談でしたが、大局を見て双方がもう少し歩み寄る必要があると強く感じました。

張徳江中国全人代常務委員長

復旦大学日本研究センターにて



韓国(2013年12月)

民主党若手議員2人とともに韓国を訪問し、与野党の政治家や学者、ソウルで仕事をしている日本のビジネスマンと意見交換をしました。



インド(2013年12月)

超党派の「日本・インド友好議員連盟」 の会長代行としてインドを訪問し、国民会議派のラルフ・カンジー氏らと会談しました。また、バンガロールを訪問し、日系企業などを視察しました。

「西のシリコンバレー」バンガロール



シンガポール(2013年9月)

9月2日~5日、シンガポール政府の招待で同国を訪問し、リー・シェンロン首相、ゴー・チョクトン名誉上級相(前首相)、K・シャンムガム外相らと会談しました。また、都市開発庁、医科大学院、植物園なども視察し、シンガポールについて多くのことを学ぶ機会となりました。
リー・シェンロン首相は私とほぼ同年代です。いままでも何度も会ってきましたが、今回は非公式会談ということで、打ち解けた本音の話し合いができました。

リー・シェンロン・シンガポール首相



韓国(2013年8月)

8月22日~24日、ソウルで開催された「第21回日韓フォーラム」に参加しました。このフォーラムは、年1回、日韓交互に開催され、両国の政治家や有識者が日韓関係について泊まり込みで意見を交わすというものです。
今回、韓国側の議長で、私が外相時代のカウンターパートだった柳明桓(ユ・ミョンファン)元外相とは、2人で朝食をとりながら、かなり突っ込んだ議論ができました。
日韓関係は現在厳しい状況にありますが、両国の関係は東アジアの平和と繁栄にとっても重要です。関係改善を目指して、これからも機会をみて訪韓したいと思っています。

ソウルで開催された日韓フォーラム



バングラデシュ、スリランカ(2012年5月)

5月の連休に、国交樹立40周年のバングラデシュと同60周年のスリランカを訪問し、大統領、首相、大臣らと会談しました。両国は非常に親日的で重要な国ですが、日本の総理や外相が長年訪問していなかったため、副総理である私の訪問をとても歓迎していただきました。
バングラデシュの日系アパレル工場や日本のNGOによるスリランカ北部の帰還民支援活動なども視察。現地の若い人たちが一生懸命働いている様子や、日本のNGOスタッフが熱心に取り組んでいる姿が印象的でした。

シェイク・ハシナ・バングラデシュ首相

スリランカの再定住支援事業を視察


インド(2012年1月)
米国(2011年12月)
米国訪問-シリコンバレーとワシントン刺激を受ける(ブログTALK-ABOUT 2011年12月28日)
インドネシア(2011年12月)
韓国(2011年9月)
ドイツ(2011年9月)
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