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2012.08.30|TALK-ABOUT [ブログ]

一体改革対話集会終了―半年間で全国34カ所、5000人と対話

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新潟県に先週末(25日)お邪魔して、「明日の安心」対話集会の最終回を行いました。

これは、私が社会保障・税一体改革担当大臣に就任して以来、週末を利用して行ってきたものですが、4大臣(一体改革、厚生労働、財務、総務)で手分けをし、私自身は34カ所、延べ5000人ぐらいの方とお話ができたと思います。

最後になった新潟県新発田市でも、活発なご議論をいただき、私としては丁寧にお答えさせていただいたと思っています。

ただ、社会保障と税の一体改革も、3党合意ができたあたりから、この一体改革が実現するということを前提のご質問やご議論も増えて、ある意味では、消費税の引き上げを含むこの一体改革について、それはもう既成事実として、それをより良くするためにどうしたらいいかというご議論を、多くの方からいただいているのかなと思っています。いずれにしても、この間感じたことは、いろいろメディアは伝えるわけですが、国民の皆さんは、やはり消費税の引き上げを含むこの一体改革の必要性というものをよく理解していただいている。

もちろん、負担が増えることは楽しいことではありませんから、いろいろなご意見をいただくわけです。しかし、「やっぱりこれはやらざるを得ないだろう」と思っておられる方はかなり多く、そういうなかで、いろいろな社会保障についてのご議論や、あるいは消費税の痛みを和らげるためのご議論をいただくというのが、多くの会場、あるいは会場で書いていただいたアンケート用紙の記入欄をすべて見させていただいた私の感想です。

国民の皆さんは、本当はこの一体改革の必要性についてよく理解していただいているということを確認した、この約半年間の全国34カ所の集会だったのかなと思います。

もちろん、これからもこの一体改革についての広報は、政府広報として様々進めていきたいし、私自身もいろいろな方々のご意見をさらにいただくために、機会があれば全国を回っていきたいと思っています。

残された転嫁対策は、きちんと、消費税が最終消費者にまで転嫁され、途中の段階で不公正にその負担を押し付けられるようなことがないようにしなくてはいけないわけです。

それから、消費税の痛みというものを、特に所得の少ない方を中心にどうやって和らげていくか。複数税率か、給付付き税額控除か、という問題等々、しっかりこれからも議論しなければいけません。

併せて、3党合意で認められた国民会議をはやく動かし、年金の抜本改革や高齢者医療制度の見直しについての議論もスタートさせなければいけないと考えているところです。

そういったことについては、またこの場でも皆さんに途中経過をお話ししたいと思っています。

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