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2011.04.12|TALK-ABOUT [ブログ]

岩手・宮城-この目で見て現地に立つと伝わる事態の深刻さ

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週末(7、8、9日)を利用して、岩手県と宮城県の現地を視察し、町長さんや市長さんをはじめとする関係者の皆さんや、漁業関係者の皆さんと意見交換をしてきました。あわせて、避難所に避難しておられる皆さんとも少し意見交換をしました。

7日の夜に青森経由で盛岡に入りましたが、その日の夜11時半過ぎに、余震としては最大の震度6強の揺れがありました。そして、そのことによって東北地方は停電になり、翌日の夜まで、停電の中を車で移動しながらの視察となりました。

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視察は、もちろん県警の皆さんをはじめ、多くの方にご負担をかけるので、そういう意味で、(震災発生から)1カ月近くは、最も厳しかった岩手と宮城には入らずにいましたが、やはり、この目で実際に見ることは大変意味のあることで、しかも、民主党東日本大震災対策本部長として、どうしても直接お話を聞く機会を作りたいと考えていたので実行しました。8日は、達増拓也岩手県知事に県庁で会ったあと、宮古市、山田町、大槌町、釜石市へ。9日は宮城県に入り、気仙沼市、南三陸町、仙台港周辺、そして、最後に村井嘉浩宮城県知事と意見交換をし、夜遅くに自宅に戻りました。

テレビの映像などを通じて、状況はそれなりに把握しているつもりですが、やはり、この目で見てその地に立つと、事態の深刻さが伝わってきます。

そして、被災地で1カ月近く生活しておられる皆さんのご意見を聞きますと、多くの方は大変お疲れで、精神的にも肉体的にも極限に来ているにもかかわらず、微笑みながら応対していただく方が非常に多かったです。

「いま何が必要ですか」と申し上げると、多くの方が少し抑えた様子で、「もちろん温かい食事は毎回のように供給されているわけではありませんが、食料や水は充足してきたので、それよりは、仮設住宅に移りたい」とおっしゃっておられました。もっともなことだと思います。

そのほか、知事さんや市長さん、町長さんと意見交換をしましたが、やはり、漁業が中心の地域であり、世界に通ずる日本のサンマやカツオ、フカヒレなどの海産物を生産している地域なので、船が使えるように、港の整備や加工所の整備が非常に急がれます。逆にいえば、そういうものが出来れば、すぐにでも漁に出られるということです。

しかし、少し長い目で見ると、街ごと家がなくなってしまっている地域が非常に多いので、同じものを復旧してみてもあまり意味がありません。したがって、集団的に少し高台に移転するとか、港も元のように小さな漁港をたくさん造るのではなく、ある程度集約して設備のいいものを造っていくことが求められるのではないかと思いました。

いずれにしても、東北の皆さんの粘り強さを改めて感じました。

最後に、達増知事が「あまり自粛、自粛では景気が悪くなり、東北にも当然影響が及びます。ですから、過度の自粛は慎み、そろそろ東北の、あるいは岩手の酒でも飲んで花見をしてください」と言われました。

我々は悲惨な現実を見ていますので、なかなかそういうことを言いにくいのですが、日本の景気全体が落ち込んでしまっては、東北の再生も実現出来ないということになりかねませんので、ほどほどにしないといけないと改めて感じたところです。

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