ソーラーシェアリング─新たな可能性
福島で、ぶどう畑に太陽光発電用パネルを設置している農家を訪ねてきました。
農地を活用してソーラー発電をする「ソーラーシェアリング」は、今、注目されています。最も盛んなのは千葉ですが、私の地元にも熱心に取り組んでおられる農家があります。
耕作放棄地を借りて、ワイン用のぶどうを植えるとともに、その上に棚が造られ、ソーラーパネルを設置されていましたが、ぶどうの生育には影響はないとのことでした。ぶどうの収穫で年間50万円、ソーラー発電の売電で年間160万円が収入見込みとのことでした。
固定価格買取制度があって初めて成り立つ仕組みですが、ソーラーパネルの価格も大きく低下しているので、将来は同制度がなくなっても成り立つ可能性もあります。日本の広大な農地の存在を考えると、大きな可能性があります。
設置した農家のお話を聞くと、ソーラーシェアリングに対して、まだ行政が十分理解していないとのご指摘がありました。かなりご苦労されたようです。もちろん、農業をせずに農地にソーラーパネルを設置するようなことがあってはなりません。そのための歯止めは必要でしょう。しかし、太陽光発電の推進にあたり、大きな可能性を感じることができました。
