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双葉郡訪問②─課題を抱えながらも再興に向けて着実に歩み出す3町村

先週木曜日の夜と、金曜日の朝、仙台市長選挙に立候補した郡和子さんとともに、夜と朝の駅立ちを行ったあと、そのまま福島に入りました。

今回は、双葉郡の中で、川内村の遠藤雄幸村長、広野町の遠藤智町長、楢葉町の松本幸英町長とお会いをし、復興の状況のなどについてお話を伺いました。若干の視察も行いました。

以前(4月24日)のブログで、同じ双葉郡の中でも、それぞれ置かれた状況に違いがあるということを申し上げましたが、今回の3つの自治体の中で、川内村と広野町はすでに8割の人々が戻られています。他方で、楢葉町は2~3割程度の人が戻っておられる状況です。

それぞれお話を聞かせていただきましたが、一番の悩みは、子どもたちやその親の世代がなかなか帰ってこないということです。このため、急速に高齢化が進んだ状態で、そういう中で、どうやって町の将来ビジョンを描いていくかといった問題が指摘されました。

他方で、例えば川内村は、人口は2000人強の規模ですが、そこに植物・野菜工場や、あるいは、「マッスルスーツ」や「ドローン」で有名な菊池製作所が工場を造って稼働を始めるなど、新しい企業の参入も見られています。広野町と楢葉町も同様で、ホテルや商業施設も小規模ながらできつつあって、街の再興に向けて、着実に歩み出しているのは事実で、大変うれしく思いました。

ひろのてらすを視察する広野町長と岡田本部長



川内村長から田ノ入工業団地の説明を受ける岡田本部長ら



楢葉町長から要望書を受け取る岡田本部長ら



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