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2015.12.04|TALK-ABOUT [ブログ]

子ども食堂─格差社会、貧困拡大の中、地域が支える大きな流れ


豊島区の「要町あさやけ子ども食堂」を視察してきました。

あさやけ子ども食堂は、「NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」が、個人のお宅を借りて、月2回、子どもたちや保護者の方も含めて、1食300円で夕食を提供しているものです。

私が訪れた日も、約60名の人たちが食事をとっていらっしゃいました。

食事を準備しているのはボランティアの皆さんで、食材も近所の八百屋さんや食料品店から提供されたものも含めて、多くの方の善意に支えられて運営が成り立っています。

いろいろな事情で、十分な食事がとれない子どもたちが増えています。そういう子どもたちが一緒に集まって、大人たちも含めて交流をする。一種のシェルターとしての役割を果たしていると思います。

税金はほとんど投入されないなかで、地域で自主的に運営されている、そこにも素晴らしさがあると思います。


実は、子ども食堂のような施設、あるいは家庭事情で塾などに行けなかったり、学校の授業についていけない子どもたちを、学生たちが中心になって無料で教える施設が、今、東京都内のあちこち出てきています。

格差社会、貧困の拡大がいわれるなかで、子どもたちやその保護者の方も含めて、地域がしっかり支えていこうという、大きな流れができつつあることを改めて感じました。

※本件についての詳細記事はこちら(民主党HP)⇒https://www.dpj.or.jp/article/107962/



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