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本会議代表質問―根本的問題を指摘

衆院会派「無所属の会」を代表し、衆院本会議において、安倍総理の所信表明演説に対する質問を行いました。私が取り上げたのは、北朝鮮問題と日米関係、そして、人口減少問題と財政健全化問題です。

まず、北朝鮮問題については、総理が言われた「北朝鮮にその政策を変更させるため、国際社会と共に圧力を一層強化させる」という考え方は、基本的に同じ意見であると申し上げたうえで、いくつか懸念事項を指摘しました。

先の日米首脳会談で、「今後とるべき方策について、完全に見解の一致をみた」と総理は述べられたのですが、例えば、ティラーソン国務長官が述べている「北朝鮮に体制転換は求めない」という考えは、日米首脳間で共有されているのか。そして、朝鮮半島有事における、6万人の在韓邦人、つまり韓国にいる日本人の退避計画について、きちんと話し合われたのか。

朝鮮半島で軍事衝突が発生した場合に、日本が直接の標的になることも高いと言わざるを得ません。そういう中で、内閣総理大臣の最大の使命は、国民の命と平和な暮らしを守ることだという観点から、少なくとも先制的な軍事行動は選択肢から外すよう、トランプ大統領を説得すべきだと指摘しました。背景にあるのは、「『全ての選択肢がテーブルの上にある』とのトランプ大統領の立場を一貫して支持している」との安倍総理の発言です。

内政については、人口減少問題と財政健全化問題について質問しました。

人口減少問題は、もちろん、働きながら子育てできる環境整備を行うこと、幼児教育の無償化などが重要です。しかし、日本の少子化・人口減少の根本原因は、未婚化・非婚化にあります。結婚を望みながら経済的な理由で、それを諦める人が数多くいることです。そして、その背景にあるのが、労働者派遣法の改悪など、非正規の働き方を拡大する安倍政権の誤った政策です。より安定した働き方を可能とし、格差を是正することこそが重要であると強調しました。

財政健全化については、安倍総理は、所信表明演説でほとんど言及しませんでした。将来世代に大きな負担を強いないためにも、そして、今の世代の社会保障を維持するためにも、財政の健全化は待ったなしです。そういう観点から具体的な提案を行ったところです。

そして最後に、安倍総理が、与野党の枠を超えた建設的な政策論議を所信表明演説で呼びかたことについて、賛成だが、そうであれば、野党の質問時間を大幅に削減するのは間違いである。野党との論戦にあたって、正直に説明することがなければ、安倍総理に対する国民の信頼は戻らないと指摘しました。

さらに、歴代総理は、野党の主張にも謙虚に耳を傾け、敬意を払い、良い提案については取り入れる度量の広さがあった。安倍総理にその姿勢が決定的に欠けている。国会における建設的な論議を行っていくために、その姿勢を改める決意を聞かせていただきたいと申し上げ、質問を締めくくりました。



コメント
  1. 党員 中西 俊 より:

    財政健全化については、安倍総理は、所信表明演説でほとんど言及しませんでした。将来世代に大きな負担を強いないためにも、そして、今の世代の社会保障を維持するためにも、財政の健全化は待ったなしです。そういう観点から具体的な提案を行ったところです。
    その具体的提案は、どこに書いてありますか。ぜひ、読ませてください。

  2. ひろはる より:

    主張していることは正しい、と思います。ただ民進党には過去の傷がまだ拭えないのは事実です。蓮舫さんは選挙応援の時様々なツイッターを発信していましたが、大切なのはその後なのです。私は蓮舫さんの行動力、理念を信じ何年か民進党を応援して来ました。立憲民主党にしても、本心は、あの3:11の枝野さん官さんのドタバタが拭えません。

  3. shiho iwasawa より:

    岡田さんの質疑中は野次が少なかったように感じました。具体的な現政権下での問題点を解りやすい言葉で発しておられ、個人的に共感を覚えました。あまり話を聞かない安倍首相も岡田さんの言葉には耳を傾けていたような気がします。(自覚があるかは別として)代表質問の答弁が驚くほど短かったのが気になりますね!詰めれなかった所、会期中に出来るだけ詰めて欲しいです。安全保障、財政健全化、社会保障はどれも外せない是正すべき点の多い急務事案です。

  4. 楠本雄二 より:

    テレビを見ておりました。国民にとって意味ある国会議論を行おうと呼びかけました。総理は過去(逃げの答弁や野党攻撃)と批判しておりました。全くそのとおりです。度量が狭い、私も戦後最も悪い総理大臣だと思います。

  5. kairasu4 より:

    岡田氏の論理に大賛成です。これからも頑張ってください。立憲民主党との合流はないのですか。ぜひ合流して、参院の民進党の一部とも大合流を実現してください。

  6. 志賀高原 より:

    与野党の質問時間についてですが、自民党は自らが野党時代に提案して、これまでその配分(与野党で2:8)で質疑がされています。しかし森・加計問題の追及を少しでも減らそうと、2/3以上の議席を持つのに自己が提案した配分を恥も外聞も無く変えようとしていますが、決して認めないで頂きたい。その理由は・・・
     1 法案は与党政府で国会へ上程する前に政調会等で散々審議していること
      (さらに自民党は党内に国会の委員会と同じような部会を持ち、該当する案件を提案に先んじ審査している)。
     2 これまでの国会審議を見ているに、野党議員の質問とは関係もない、あるいは意味不明な言葉を延々と喋り、委員  長の制止にもかかわらず野党の質問時間潰しを行っていること。
    などのことから、野党の質問時間は現行の配分でも与野党五分五分、あるいは6:4くらいではないか?  

  7. つぶやきこうじ より:

    野党の主張に「謙虚に耳を」傾け、「敬意を払い」、「良い提案については取り入れる「度量の広さ」があった。「安倍総理にその姿勢が決定的に欠けている」。
    正にその通りです、聞く耳持たない、正しいのは自分たちだけ、だから選挙で勝ったでしょ…って。

  8. 民進党、立憲民主党応援 一市民 より:

    同感します。すべての根幹は人口減少問題です。この状態で政府・日銀がいくら財政金融政策を強化しても副作用しか残りません。人口減少問題を容認するなら現在の政策を変えなければんりません。
    憲法違反の法律、臨時国会の招集等、安倍内閣の憲法違反のをこのまま容認できません。このまま憲法違反内閣が続けば憲法がないのと同じです。安倍内閣の憲法違反は誰が裁くのか?最高裁はしないのか?できないのか?

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