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2001.12.31|後援会報

憂楽帳ー最近私が思っていることー

テロ事件、自衛隊派遣

安全保障について、大いに 国民的議論を巻き起こそう。

米国でテロ事件が発生し、政府は法律をつくって自衛隊を派遣し、米軍の支援をす ることになりました。私は民主党を代表して、政府与党と交渉し最終的な法案そのものには賛成はできませんでしたが、自衛隊の派遣自体については賛成することは党内 で確認しました。

いままでにない踏み込んだ法律だけにさまざまなご意見をいただきました。その中 で、マスコミからの質問の中に『仮に自衛隊に犠牲者がでたら、政治家として責任を とりますか』との問いがありました。私は『感情論としてはわかるし、そのような事 が起これば私も責任を感じる。しかし政治家が本当に職責をかけてやるべきは、テロのない世界にするために、日本として可能なすべての手段をとれるようにすることだ と思う』と答えました。『もし犠牲者が出たら責任をとるか』との問いは『犠牲者がでるようなことはすべきでない』との意味を言外に含んでいます。しかし、仮に犠牲 者が出る事を恐れて日本が何もしないとすれば、それは責任ある態度とは言えないと 思います。やるべきことをやらずして、仮に日本に大規模テロが発生したとき、国際 的に助けを求められるでしょうか。

もちろん日本がやるべきことは、軍事中心ではなく、外交や難民支援が中心となる ことは当然です。しかし憲法の禁じる武力行使にならない範囲で、自衛隊の皆さんにも活躍していただくことは必要と思っています。

いずれにせよ安全保障は国会だけでなく、国民的議論を大いに行なわなければなら ない問題だと認識を新たにしました。  

私の近況

最近テレビ出演が続いています。日曜日に地元から東京へ往復するのは体力的にも なかなかつらいのですが、一番申し訳ないと思うのは、地元の予定を突然キャンセル することです。たくさんの方々にご迷惑をかけてしまっています。

テレビで難しい のは、人によって評価がちがうことです。もっと激しくと言われたり、もっと穏やか ににっこりと、と指摘を受けたり・・・・。 結局は自分流にやるしかないと思いま す。私としてはパフォーマンスに走らず内容のある話を説得力をもって語っていきた いと思っています。




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