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2001.12.31|後援会報

新しい日本の政治の扉は私達が開く

小泉改革には是々非々で臨むが、テロ対策特措法を始め総理のリーダーシップの欠如は明らか。 今後、改革が大きく変質するなかで真の改革勢力たる民主党への期待は高まり、次なる衆院選は政権を争う選挙になる。

参議院選挙の結果と新しい課題

――参議院選挙の結果をどう評価しますか。

小泉旋風が吹き荒れるなかで、よく頑張ったと私は思います。お陰様で、三重県では高橋千秋さんが当選することができましたが、残念ながら他の選挙区は、一 人区を中心に非常に厳しい結果になりました。しかし、これが実力だと思っています。

選挙を通じて出た課題は二つ。一つは、まだ民主党が政権を担うだけの政党として 十分には認知されていない。もう一つは、足腰が弱い。風が吹けば勝てるけども、か なりの程度、風に依存せざるを得ないということです。

そういった課題が明確になりましたので、次なる衆院選に向けて、これをしっかり 解決していくことが非常に大事だと思います。

選挙の争点をどうするかというなかで、小泉改革をもっと強く批判すべきだったと いう意見もありますが、私はそうではないと思います。と言うのは、小泉内閣を批判 した社民党・共産党は惨敗したわけで、むしろ小泉政権では十分改革ができない、民 主党こそが改革をやり遂げるということをもっと強く訴えるべきではなかったかとい う反省をしています。

いずれにせよ、今回の課題を基に、次なる衆院選に向けて大いに頑張っていきたい と思っています。

――政権獲得に向けて、民主党はどのような改革を行なったのですか。

九月の人事異動で、私は政調会長に再任されましたが、いくつかの党改革案を私自身が代表に提言し、それが採り入れられました。

一つは、党所属の国会議員の数が非常に増えましたので、そういう議員の声を幅広 く吸い上げる、あるいは党の基本的考え方を一人ひとりの議員に、より丁寧に伝える 仕組みがいるということで、地域ブロックごとに責任者を決めて、議員会議を作りま した。民主党には派閥がありませんので、そういう形で意思疎通を良くして、意見集 約をしていく仕組みができたと思います。

もう一つは、党がもっと迅速に意思決定できるように、八人のメンバーからなる役 員会を作って、そこで大きな方向性を議論して決めていくということにしました。私 もそのメンバーの一人です。

そういう改革をしましたので、より機動的な意思決定と、それが伝わる仕組みはで きたと思います。あとは、仏は作ったわけですから、それに魂を入れていくという作 業が重要になってきます。それは主として、菅直人幹事長の役割と責任が大きいと思 いますが、是非私も側面から努力をしていきたいと思っています。

小泉改革に対する民主党のかかわり方

――小泉改革に対し、どのような姿勢で臨むのですか。

今、小泉改革は危機的状況にあると思います。つまり、役所の抵抗も激しいで すし、何より自民党内の抵抗勢力というのは非常に大きなものがあります。

そういうなかで、小泉改革について、いいものは我々も後押ししていきたい。極端なことを言えば、与党のなかにかなり反対があっても野党の我々が賛成するというこ とは十分あり得ると思っています。

しかし、小泉改革のなかで、医療制度改革あるいは金融システムといった問題につ いては、かなり問題もありますので、そういうことはきちんと指摘し、個々の小泉改 革の具体案について是々非々でやっていきたいと思います。

それからもう一つ、今まではいわば総論的な議論が多かったんですが、今後は一つ ひとつのテーマについて、どこが問題かということが分かるように、しっかりとした 国会論戦をしていかなきゃいけない。そういうなかで民主党の存在感も出てくると 思っています。

――小泉内閣の実績をどう評価しますか。

今のところ小泉内閣に実績はありません。今開いている国会の状況がどうな るかまだはっきりしませんが、例えばテロ対策特別措置法に関して言えば、国会の事 前承認が絶対必要だとした民主党の考え方は筋の通ったものだったと私は思いますし、小泉さん自身も民主党に賛成してもらいたいという気持ちは強かったと思います が、結局、与党内の調整のなかで何らリーダーシップを発揮することなく、合意がで きずに終わってしまいました。

そういうことを見ていると、現在の時点で、まだ国会途中ですけれど、いろいろな 予想されるテーマについて、これから小泉内閣らしさがどんどん発揮されるとは思え ません。

むしろ、だんだん時間が経つにつれ、連立政権のなかで既得権勢力に飲み込まれ て、従来と変わらないごく平凡な総理大臣になってしまうんじゃないかということを 非常に心配・懸念をしています。

日本の将来にとってこの数カ月は非常に大事だと思いますので、そこで小泉総理が リーダーシップを発揮できない状況になると国が潰れてしまう。そういうことで、大 変心配しているところです。

次の衆院選で政権を争い、そして勝利する―。その可能性は大きい。

――民主党は近い将来、政権を取れるでしょうか。

私はテロ対策特措法に関して交渉当事者になりましたが、心掛けたことは 「分かりやすさ」。つまり変な妥協はしないということです。交渉が成功するよう に、私としてはできる限りいろんなことをさせていただきましたが、しかし「これだ けは譲れない」というところ、今回の場合は自衛隊派遣についての国会の事前承認 だったんですが、そこは決して譲らないという方針で臨みました。

私としては、できれば自民党と合意をして法案に賛成したかったんですが、この譲れない一線について小泉総理も自民党も折れませんでした。その結果、法案に反対せ ざるを得なかったことは残念ですが、しかしそこは筋は通したし、私は分かりやす かったと思っています。

その過程で、党内でいろんな議論をしながらも、最後はきちんと党の一任を取り付 けて代表が党首会談に臨むことができたのも非常に良かったと思います。そういう形 で「民主党は自由な議論をするが、最後はきちんとまとまって対応できる」というこ とが、よりはっきり国民の皆さんに分かってくれば、民主党に対する見方は大いに変わってくると私は思います。

今後、残念ながら小泉改革は変質していくと思いますので、そういう意味で真の改革勢力である民主党に対する期待は、これからどんどん高まっていく。そして次の衆 院選で政権を争う、つまり選挙で勝って民主党中心の政権ができるということは、私は十分に達成可能なことだと思っています。




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