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2013.11.27|TALK-ABOUT [ブログ]

普天間基地問題―辺野古への移設が最後に残された唯一の選択肢


沖縄について、前回に引き続きお話しをしたいと思います。

民主党の鳩山政権時代に、普天間基地の問題がありました。

いろいろな議論があり、県外に普天間基地を移設できないかということについて、政権としても検討を重ねました。しかし、結局、県外に大規模な基地と海兵隊の訓練施設を新たに造るということについて、どこも手を挙げるところがなく、実質的にはできないというなかで、普天間基地を名護市の辺野古に移すという、元々の案に戻ったということがありました。

私は外務大臣として、アメリカと様々な交渉をしてきましたが、最終的に元の案に戻すしかないと考え、もちろん鳩山総理のご了解もいただいて、合意に至りました。それが2010年の5月の末でした。


沖縄の皆さんの多くは、訓練地も含めて海兵隊基地を沖縄の外に持って行ってもらいたいという声が非常に強いというのは事実です。鳩山政権の県外移設の検討が沖縄の皆さんの期待を高めてしまい、それだけ失望も大きかったわけです。そういうことがあったのは否めません。

しかし、いろいろ議論を重ねた結果、答えは辺野古に持って行くしかないということになりました。以来、民主党の考え方は、辺野古に移設させる。移設しない限り、極めて危険度の高い普天間基地の状況は続いてしまいますので、早く辺野古に移設しなければいけないという考え方です。

野田政権のもとでも、様々な沖縄との調整を進めてきましたが、いま埋め立て申請が国から沖縄県に対して出されています。知事がこの埋め立て申請について、環境上の問題や様々な検討をしたうえで、申請を許可するかしないか、法律上そのことを明らかにしなければいけないということになっています。

今回、私は沖縄に行き、知事はじめ沖縄県庁の皆さんの前で申し上げたことは、「普天間を辺野古に移設するという民主党の考え方は、政権時代からの考え方で、一貫してそれは変わっていない」ということでした。

そのうえで、「知事におかれては、国が出している埋め立て許可申請に対して、時期を見て適切に対処してもらいたい」と申し上げたところです。

どのタイミングで判断するかを決定するのは知事です。埋め立て申請に対して、それを受理するかどうかということも知事の判断ですので、私から「受理してください」、「埋め立て申請に対してゴーサインを出してください」ということまでは申し上げなかったわけです。しかし、それがなされない限り、辺野古への移転は実現せず、普天間の危険な状況は引き続き残るわけです。そういう思いの中で、私が「適切な時期に知事が判断してください」ということを申し上げたところです。

その意味するところは知事もよくご理解いただけたと思います。知事からは、「現時点では何か方向性を示すことは言えない」というお話でした。それは当然のことだと思います。

物事は前に進めなければいけない。沖縄の皆さんの気持ちということも非常に大事です。そのことに十分配慮しつつも、普天間をこのまま残すわけにはいかない。県外に移設すると言っても具体的な当てがない。そういうなかで、辺野古に移すのが残された選択肢であるということを、改めて申し上げておきたいと思います。

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