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2013.01.28|TALK-ABOUT [ブログ]

国会開会―抽象的な思いを述べた所信、国民会議への言及もなく

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いよいよ今日から国会が始まりました。

今日は安倍総理が第183回国会における所信表明演説を行いました。この演説は、極めて短いもので、自らの基本的な考え方を述べたということですが、従来だと具体的な政策をいろいろ語ります。それに比べると、項目としても、経済再生、震災復興、そして外交・安全保障という3項目だけを述べられたものです。

考え方はいろいろあって、この国会の中で、やがて施政方針演説も予定されていますので、具体的なものはそこで述べるという1つの整理をされたのかもしれません。

ただ、聞いていて、国民会議で議論されている社会保障制度改革についての言及が全くなかったことなど、従来、大臣として担当してきた私から見ると、気になるところです。
果たして、国民会議、あるいは政府として、各党と協力して社会保障制度改革をしっかり進めていこうという気持ちがどこまであるのかということについて、不安を覚えざるを得ませんでした。

そういうことで、非常に精神論が多く、経済再生についても、例えば、成長戦略の具体的な内容などに触れられていませんので、具体的なものが出てきたところでコメントすべきだと思います。非常に抽象的な思いを述べられたということだと思います。

しかし、その中で1つだけで気になった点は、2%の物価安定目標です。私は、これは日本銀行だけで実現できることではなく、まさしく政府が成長戦略をしっかりとやっていくなかで、持続的な安定成長ということが初めて可能になる。金融政策だけで行うことには無理がある。あるいは、政府の成長戦略なくして、日銀だけがその罪を負わされるということになると、様々な弊害も出てくると考えています。

今回の演説の中では、日銀において「2%の物価安定目標をできるだけ早期に実現することを含め、政府と日本銀行がそれぞれの責任において共同声明の内容をきちんと実行していくことが重要である」という言い方です。

この表現からすると、2%の物価安定目標の達成そのものは、日本銀行の責任であると言っているようにも思えるわけで、こういったことはこれから国会での本会議の代表質問や予算委員会の審議で、同僚議員にしっかりと議論してもらいたいと思っているところです。

いずれにしても、この国会で民主党としてどういった対応をしていくか、どういう良い議論がなされ、成果が出せるかが非常に重要です。

私も内閣委員会と倫選特(政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)のメンバーにもなりましたので、その場において、しっかり議論していきたいと考えています。

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