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2012.04.23|TALK-ABOUT [ブログ]

いわき再訪―厳しい状況の中、前向きな動きもあり嬉しく


土曜日(21日)に、福島県のいわき市を訪ね、社会保障と税の一体改革を考える「明日の安心」対話集会を開催しました。

朝早く出て、まず「Jヴィレッジ」に行ってみました。ここは、言うまでもなく、福島第一原発で様々な作業を行っておられる方々の出発点となっている場所で、私は一度是非訪れたいと考えていました。

実は、幹事長時代の昨年5月に訪れる予定にしておりましたが、たまたま菅総理と同じ日に訪問することが直前にわかり、私は遠慮させていただいたという経緯があります。

昨年3月11日の大震災のあと、私は幹事長として、各党の実務者の皆さんに政府がいま何をしようとしているかを伝えるとともに、各党のご意見・ご要望などをいただく場を毎日作っていたのですが、そういう中で出てきた話の1つとして、Jヴィレッジに福島第一原発で作業をした人たちが戻ってきて、廊下などで寝泊まりしている。食べ物も、なかなか温かいものが出ずに、携帯食を食べている。そういう話がありました。

早くきちんとしたベッドで寝られるような場を確保すべきではないか。少なくとも温かい食事が出るようにすべきだ。ただでさえ放射能との闘い、過酷な条件の中で作業をしている人たちなので、できることはしっかりとバックアップすべきではないか。あるいは、疲労から思わぬ問題が発生したり、間違いが起きたりするかもしれない。そういう議論を一時期散々やっていたものですから、是非(Jヴィレッジを)訪れて、頑張っている皆さんに一言申し上げたいと思って、訪ねました。

その後、いわき市内の病院などを訪ねたあと、「明日の安心」対話集会を行いました。
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いつも通り、10数人の方々からご質問いただきましたが、特徴的だったのは、その内4人が女性だったということです。なかなかどこの会場も、(質問をする)女性はせいぜい1人、場合によっては0人ということもあるわけですが、今回は、女性の皆さん、そして若い世代の皆さんからもご発言いただいたということで、非常にいい集会だったと思います。

集会の模様は、官邸のホームページからアクセスしていただくと、最終的にはYouTubeで放映していますので、1時間半ぐらい、ちょっと長いですが、是非ご覧いただきたいと思います。非常にいい質問が出て、いい議論ができたなと思っています。

いわき市は、海岸は津波の影響を受けています。したがって、多くの方々が亡くなり、家も流されたわけです。そういう方々の一部は、市外に避難されている。

一方で、津波であったり、放射能であったり、双葉郡の被災された多くの皆さんが、いわき市内の仮設住宅などで生活しておられるという状況にあります。大変厳しい状況ですが、前回訪れたときと比べると、やや落ち着きが戻ってきたのかなという感じがしました。

いい話を1つ、いわき市長から聞きました。

それは、前回もトマトの栽培をしている農業者の方を訪ねて、その時には風評被害もあって、トマトも全く売れなくなっていると、そういう苦しい状況をお話しいただいたわけですが、そういったトマト栽培農家の皆さんが集まって、東京に1つ拠点を持って、セールスを展開されているというお話を聞きました。

厳しい状況の中で、そういう前向きな動きが出てきていることは、非常に嬉しい話として受け止めさせていただきました。

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