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2012.01.11|TALK-ABOUT [ブログ]

インド訪問(1)―無限の可能性を持つグジャラート州


少し前のことになりますが、1月2日から6日までインドに行ってきました。今年は、日本とインドの国交60周年ということもあり、今回は、福田元総理が会長、私が会長代理を務める日印友好議員連盟のメンバーとして訪れました。

2回に分けてお話をしたいと思いますが、今回は最初に訪れたグジャラート州についてお話しします。

インドは、首都デリーだけではなく他の都市も一度見てみたいと思っていたので、首都デリーと産業の盛んなムンバイの間にあるグジャラート州を訪ねてきました。

デリーとムンバイを鉄道や道路で結んで、産業を活性化しようという構想(デリー・ムンバイ間産業大動脈構想)が進められており、日本もかなり力を入れています。グジャラート州はちょうどその間にあり、まさしくこの構想の重要な位置づけにあります。

いろいろな新しい産業がすでに進出しており、成長率も非常に高く、これからも将来性が見込まれるという州です。

まず、日立のエアコン工場を訪れました。インドも暑いですから、生活水準が豊かになるにつれて、エアコンの普及率も上がっていきます。まだエアコンの普及率は2%程度とのことなので、これから本格的に普及していくと思われます。

そういうなかで、日立は、技術提携から始まり、いまや立派な工場を持ってエアコンを生産しています。シェアは8%程度とのことでした。その上にあるのは、サムソンやLGといった韓国メーカーです。日系はまだこれからとのことですが、是非頑張ってほしいと思います。

テレビのコマーシャルも見せてもらいました。我々にはちょっと理解不能でしたが、インドでは非常に人気のあるコミカルなコマーシャルを作って、頑張っているということでした。

そして、少し時間があったので、「サバルマティ・アシュラム」を訪れました。ここは、もともとグジャラート州出身のガンジーが南アフリカに留学したあと、インドへ帰ってきてしばらく住んだ場所です。ここに糸車の機械があり、ガンジーはそこで糸を紡いでいたということです。

これが何を意味するのかというと、グジャラート州は綿花の一大産地ですが、その綿をそのまま海外へ出してしまい、海外で糸や布にしてインドに返ってくる、しかし、それよりまず自分たちで糸にしようということで、「糸車運動」が始まったということです。

もう1つ、有名なのは「塩の行進」です。ガンジーは、塩を作るためにこのアシュラムから歩いて、塩のできる海岸まで行ったという曰(いわ)くのある場所です。

夜は、グジャラート州のモディ州首相と会談し、食事をしました。モディさんは、このグジャラート州の発展に力を尽くしてきた政治家です。いまは野党ですが、中央で政権交代があれば首相候補に名前の挙がる人です。熱心でやり手、しかも、お金にまつわる話が周りにないという人です。

モディさんとはいろいろ話をして、非常に面白かったです。グジャラート州はインドの西側にあり、ここの人々は昔から商売の才に長けていて、アフリカや中東に出ていきました。宗教はヒンドゥー教が中心ですが、かなり厳格に実践していて、モディさんはじめ州政府の幹部たちは、菜食主義者です。肉や卵といった動物性食物が全くない、カレー中心のインドの精進料理を夕食でごちそうになりました。

私が「海藻は食べないのか」と聞いたところ、「それはとんでもない」と言われました。聞くところによると、このグジャラート州の海外沿いには、誰も食べないので魚や海藻がたくさんあるということです。一部は、日本に輸出しているそうですが、随分もったいないなと思いました。

それにしても、道路は悪く、まだまだこれからと、無限にやるべきことも可能性もあるなと改めて感じたところです。

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