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2011.11.15|TALK-ABOUT [ブログ]

委員会室の環境改善-体の負担を減らし、審議に集中を


先週は衆議院の予算委員会、そしてTPP(環太平洋経済連携協定)をめぐる党内論議があり、かなりハードな1週間でした。

朝9時から夕方5時まで予算委員会に座っていましたが、そのかなりの部分がテレビ中継されていました。その前の8時くらいからは、予算委員会の与党理事懇談会や与野党の理事会、そして、5時に予算委員会が終わると、党内のTPPの総会や役員会が連日3、4時間続き、エコノミー症候群になりそうな日々でした。

しかし、結果として予算は衆議院を通過し、TPPについても、やや微妙な表現にはなりましたが、全会一致で党の合意文書ができて、それを受けて、野田総理はハワイで発言されました。プロセスはともかく、結果としては何とかまとまって良かったと思います。

今回のこのTPPをめぐる議論については、もう少しいろいろなことを考えて、やりようによっては、より深い議論ができるようになったのではないかと思います。

もちろん、活発な議論があったことは良かったと思いますし、最後にまとまったことも素晴らしいと思いますが、そのプロセスの中では、ヤジが飛んだり、議論を深めるというよりは、やや議論を戦わせるほうに力点が行ってしまった感がなきにしもあらずです。いずれにしても、体力的にはかなりきつい1週間でした。

予算委員会が行われている第1委員会室を、もう少し審議に集中できるような環境にできないかということで、野党の皆さんにもお願いして、いろいろと議論を始めています。

これは信じられないことですが、いままでは大臣のイスの前に机がありませんでした。私も外務大臣のときに、衆議院の委員会で答弁をしようとすると、書類をおく場所がない。座るイスの横に押し込むか、イスの下に置いておいて取りだすかしかできませんでしたが、各大臣の前に机を置くことが、この予算委員会から実現しました。

自民党の石破さんなど野党の皆さんも、自分が閣僚として予算委員会などに座った経験がありますから、そういう不合理なことは直していこうということで、快く応じてもらいました。

いま考えているのは、我々委員が座る席は非常にスペースが少なくて、特にほとんど上下の動きが取れない状態ですので、もう少しスペースが作れないかということです。

そして、大臣の座るイスも一日座っていると腰が非常に痛くなるような代物ですので、もう少し安い既製品でいいので、体に負担のかからないイスに代えられないかといったことについて、与野党でしっかり話をしていきたいと思います。

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