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2011.03.17|TALK-ABOUT [ブログ]

深刻な物不足-あわてて物を買わないことも被災地への支援


今回の地震をきっかけに、被災地の東北はもとより関東地方でも物不足の現象が起こっています。

1つは、ガソリンの入手がなかなか出来ないことです。車がガソリンスタンドに列をなしているという現象が、関東地域では起きています。加えて、様々な物、例えばカセットコンロや水、カップ麺、トイレットペーパー、懐中電灯、電池などが入手できない事態が発生しています。

きっかけは、東北地方だけではなく、首都圏においても製油所が事故に遭ったりして、東日本におけるガソリンをはじめとして石油製品の生産能力が落ちているということと、同時に、停電などがあって、カセットコンロや懐中電灯、電池などの商品がまとめ買いされて、不足しているということだと思います。

被災地の東北地方はより深刻で、そういった物だけではなくて、食料品も含めて、非常に生活に支障が出ています。ガソリンに至っては、ほとんど入手困難というなかで、働くにしても、あるいは、日常生活を送り、買い物などに行くにしても、車は日常必需品ですから、ガソリンがないということになると、生活にも大きな支障をきたします。

もちろん、直接の被災地域は、食料も含めてより厳しく悲惨な状況にありますが、それだけではなくて、直接被災していない東北地方のなかの地域においても、全体に物不足になっています。

第1次オイルショックのとき、私はまだ10代でしたが非常に鮮明に覚えています。関西地方で、トイレットペーパーや洗剤がなくなったりしました。結局、1人の人がいままでトイレットペーパーを2個買っていたのを6個買うだけで、大変な超過需要になって物がなくなってしまいます。

オイルショックのときに、6畳一間いっぱいにトイレットペーパーを買ってしまった人の話とか、あとから考えると、本当に笑ってしまう話が多かったのですが、当時は殺気立った状況で、皆が朝から並び殺到して商品の取り合いをしたという事態でした。

今回のこの件にしても、いろいろな理由はあるにしても、やはり被災地である東北地方に少しでも商品を流すために、我々は自制しなければならないと思います。

いろいろな不安感があるのは分かりますが、東北で被災して本当に厳しい状態にある人々のことを考えれば、ここは冷静な対応が求められます。

ガソリンにしても、トイレットペーパーや乾電池にしても、生産能力は十分あり、時間が経てば、物は有り余るほど出てきます。いま、あわてて買う必要は全くありませんので、そこは、是非自制をしていただきたい。

そして、物が足りないときに買えば相対的に値段は高くなるので、結局損をするのは自分であることをよく考えておく必要があるのではと思います。

いずれにしても、被災地の皆さんは大変厳しい状況にあって、そういった物の不足に加えて、物流機能が十分ではありません。高速道路で車両が制限されているとか、そもそも運搬用の大型車両が不足しているとか、いろいろな状況のなかで、被災地に物が届かない状況が続いています。

被災地の皆さんには、是非頑張ってもらいたいと思うとともに、それ以外の地域の我々は、被災地に対してしっかりと支援をしていかなければなりません。

その支援の1つが、物をあわてて買わないことだと申し上げておきたいと思います。

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