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2011.03.07|TALK-ABOUT [ブログ]

宮古島訪問-沖縄に理解を求め、深めるため、訪問を続ける

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週末(3月5、6日)を利用して沖縄出張に行ってきました。今回は日程が限られていたので、宮古島に行ってきました。

宮古島は、那覇からさらに1時間ほど飛行機でかかりますが、離島の中の離島であり、私も選挙で何度か行ったことがありましたが、じっくり時間をかけて回るのは初めてでした。

いろいろな可能性を感じることが出来たと思います。特に農業ですが、宮古島で最も基幹の農作物はサトウキビです。私もサトウキビ刈りを少し体験しました。

サトウキビは国際的には価格競争力がないとのことですが、サトウキビは、比較的台風の被害に遭いにくいこともあり、広く沖縄全体で栽培されています。それに対して、政府で支援をしています。

そういう状況にあるサトウキビですが、いま、1つはE3――ガソリンにサトウキビから砂糖を作る過程で出来るアルコールを使って、そのアルコールをガソリンに3%混ぜること――が宮古島で行われており、それ専用のスタンドもありました。

これは、ブラジルなどでは、3%どころか10%や100%アルコールで走る車もあり、将来非常に可能性のある技術だと思います。砂糖を製造しつつ、その残渣(ざんさ)からアルコールを抽出するということです。

それに加えて、その残渣物から家畜の飼料や肥料を作る研究も進んでいます。宮古島市の下地市長の言を借りれば、「サトウキビを使い尽くす」ということです。

そういったいろいろな技術開発をして、少しでも採算性を高めることは、非常に意味のあることではないかと思いました。

加えて、宮古島では牛をたくさん生産しています。宮古島で生産された子牛は、やがて日本各地に送られ、それぞれのブランド牛になりますが、単に子牛を生産して送りだすだけではなく、成牛まで持っていき宮古島の牛肉をブランドとして確立することになれば、より付加価値が高まります。

そういったことも、これから本格化していくとのことですが、非常に可能性のある話だと思いました。

そして、なんといってもマンゴー。マンゴーも、別に重油を焚かなくても温室だけで栽培出来るという沖縄のメリットを活かして、非常に品質の高いいいものが出来るチャンスがあります。

確かに宮古島のマンゴーは一部では評価が高いのですが、全国的にはまだ知られていません。そういう意味では、様々な可能性がある地域だと改めて感じました。

前回の沖縄本島に続いて今回の宮古島で、私の沖縄訪問は、幹事長に就任してから2回になりました。2カ月に1度程度は訪問して、少しでも沖縄の声に耳を傾ける。市民集会もやりましたが、そこでも普天間の問題なども出ました。

いろいろな方の意見に耳を傾けながら、沖縄の皆さんの理解を求め、そして深めるために、今後も沖縄訪問を続けていきたいと思っています。

※ブログの動画版はこちら

※沖縄協議会の宮古島視察の詳細は、党ホームページをご覧ください。
→ http://www.dpj.or.jp/news/?num=19837



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