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2011.01.27|TALK-ABOUT [ブログ]

国会開会-実りある議論なくば、国会が国民から見放される


いよいよ国会が始まりました。月曜日(24日)の菅総理の施政方針演説に引き続いて、各党の代表質問が行われています。

各党の代表の方々が質問をされますので、党首とか幹事長といった方々です。勢い答弁は、ほとんど菅総理が行います。

あらかじめ質問の要旨を入手した上で答弁を用意しますが、壇上でのやり取りになるので、どうしても答弁を読むことが中心になります。

基本的な政府の方針については、こういった代表質問は非常に大事だと思いますが、より中身の濃いやり取りは予算委員会で行われます。予算委員会で行われるこれからの質疑においては、さらに国民に分かりやすく、政府の考え方や予算の内容が説明されることを期待したいと思います。

トップを切って谷垣さんが質問をされました。自民党総裁としての代表質問ですが、「衆議院解散」を何度も言われたことが印象的でした。

例えば、菅総理が呼びかけられた社会保障制度をめぐる超党派の協議について、谷垣さんは「解散を約束しない限り、そういったことには応じられない」という趣旨の答弁で、結局ゼロ回答に近いということです。

年金、医療、介護を持続可能な制度にするためにどうしたらいいかという議論は、ここ数年、国会で大きなテーマとなってきた問題で、政権が代わったからといって、年金制度や医療制度が大きく変わることは望ましくありません。

したがって、是非、こういった問題は、超党派で議論していくことが非常に重要だと思います。

2005年に私が代表だったおり、民主党は当然野党でしたが、そういった超党派の議論を呼びかけて、国会の中に、年金を始めとする「年金と社会保障制度に関する協議会(年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議)」を作り、衆参両院が1つになった協議会において、年金の問題から議論を始めた実績があります。

残念ながら、議論は深まらないまま――私はいまでも、当時の与党(自民党、公明党)に責任があると思っています――夏に郵政解散が行われたことによって、この超党派の協議の場も頓挫してしまいました。

しかし当時、野党からむしろ申し出て、こういう場を作ったわけですから、是非、いまの野党である自民党の皆さんには、国民の立場に立った議論を求めたいと思っています。

今度の始まった国会で、実りある議論がしっかり行われないと、政府だけではなくて、国会自体が国民の皆さんから次第に見放されてしまうのではないかと心配しております。

そして、社会保障制度の改革は、いまを逃すと、もう持続可能な制度が間に合わなくなる可能性が非常に高いので、責任を持って、お互いしっかりと議論をしていく必要があると思います。

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