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2010.11.25|TALK-ABOUT [ブログ]

北朝鮮の韓国砲撃―想定外の事態も念頭に、日米韓で協力を


韓国において、北朝鮮の砲撃によってお亡くなりになった方が出るという、大きな事件が発生しました。まず、犠牲になられた方々に、お悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。

この事件は、今年3月に哨戒艦「天安号」を魚雷で撃沈させた事件と関連しており、1つの延長線上にある事件だと思います。

ただ、当時は、北朝鮮は自らの関与を否定し、一部の大国の中に同調するかのごとき動きがあったのに対し、今回は、北朝鮮がまず攻撃を仕掛けてきたということがあって、そのことについては疑う余地もないという違いがあります。

まず1つは、そういった北朝鮮の言う、自らの海域・国境線の中での行動について、韓国に対して攻撃を加えることが、今後も起こりうることを認識しなければなりません。

もちろん、攻撃されたのは島であり、限られた区域ですので、全面的な攻撃に発展するかどうかについては、1つの歯止めがあると見ることも出来ると思います。

しかし、この線引きは彼らの勝手な線引きに過ぎないわけで、重要なことは、この地域において北朝鮮が攻撃を加え、「天安号」のときは多くの人々が亡くなり、今回も民間人を含めて犠牲者が出るという事態にあることを認識しなければなりません。

こういったことが再発されないように、国際社会としては、協力して圧力をかけていかなければなりません。

国連安保理での議論がどうなるかは、韓国の意見をよく聞いたうえで、日本としてそれを後押ししていくことが重要だと思いますが、「天安号」のときと比べれば、北朝鮮の関与は明らかであるだけに、単なる議長声明ではない、より明確なメッセージを北朝鮮に対して送ることが重要ではないかと、私は考えています。

もちろん、先ほど申し上げたように、これは、まず韓国側がどうするか、安保理に対してどういう行動を取るかを決めるべきであって、日本が先走りすべきものではないと考えています。

そして、大事なことは、「天安号」のときのように、日本はしっかりと韓国をサポートする。そして、日米韓の揺るぎない協力体制を築く。その3カ国が一致して、中国やロシアに対して働きかけていくことが重要ではないかと思っています。

それにしても、北朝鮮の意図がどこにあるのかは十分に読み切れないので、不安定な状況はこれからも続きます。我々の想定外のことも、あるいは起こるかもしれないことは、念頭に置いておく必要があると思います。

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