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2010.11.07|TALK-ABOUT [ブログ]

米中間選挙-米国の指導力低下、新興国の台頭、日本の役割


米国中間選挙でのオバマ大統領の民主党の敗北が、米国や世界にどのような影響を及ぼすかと、かなり深刻な事態だと受け止めています。

米国国内は、「大きな政府」か「小さな政府」か、エネルギー政策や環境政策、核軍縮・不拡散といったオバマ大統領の政策にブレーキがかかることが予想されます。

私から見ると、オバマ大統領の経済対策は相当大胆だったと思いますが、一方で共和党は「大きな政府」だと批判しながら、オバマ大統領の経済対策に対して批判しています。

これから議会の中で、どういった点で一致点を見いだしていくのかは、かなり難航が予想されます。

そして、そのことが米国経済の停滞を招き、世界経済に大きな影響を及ぼすのではないかと思います。

何より問題だと思うのは、米国のいろいろな意思決定が手間取り、遅れることです。

日本も「ねじれ国会」で物事がスムーズに進まない状況の中で苦労していますが、米国で物事が迅速に決定されないということになれば、世界における米国の存在やリーダーシップが制約されてきます。

ただでさえ新興国の台頭があって、世界全体のパワーシフトが起こりつつあるなかで、依然としてトップリーダーであることは間違いのない米国のリーダーシップに制限が加わり、リーダーシップが十分に発揮できなくなると、いままでの米国を中心とした先進国がリードする世界から、新興国が力を増し、しかし、リーダーは存在しないという世界になってしまうのではないかと心配しています。

もちろん、米国を中心とした、しかし、新しい世界の物事の決め方をより真剣に模索していかなければならない。そして、その中で日本はどういう役割を果たすべきかを、大きな枠組みの中で考えていかなければいけない時代に入ったと思います。

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