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2008.02.14|TALK-ABOUT [ブログ]

2度目の予算委質疑――核、経済財政、道路について議論


いま先ほど、予算委員会で1時間、この予算委員会では2回目の質疑をしてきました。テレビでは放映されていませんので、お聞きいただくチャンスはあまりなかったかと思いますが、少し説明したいと思います。

まず、第1に私が取り上げたのが、インドの核の問題です。これは昨年の予算委員会でも取り上げたのですが、アメリカとインドの核の平和利用に関する協力協定の問題を取り上げて、高村外務大臣と議論しました。


核の不拡散や核の軍縮というものが、日本外交の大きな柱であるにもかかわらず、最近このインドの核は、核実験をしたあとの経済制裁、しかしそれがいつのまにかインドが最大の援助供与国になってしまっている。

もちろん、インドは日本にとって、政治的にも経済的にも非常に重要な存在になりつつありますから、その難しさ、私自身もその思いを共有しながらも、しかし、やはりここできちんとした発信をしていかないと、なし崩し的に認め、そして第2、第3のインドが登場することになるのではないかということを申し上げたわけです。

イスラエル、パキスタンという明らかに核を持った国もあります。そういった現実も見つつ、NPTあるいはCTBT、つまり、核不拡散条約や包括的核実験禁止条約について、こういった国をどう位置付けていくのかということも含めて、大きい議論を日本として発信していく必要がある。その前提として、きちんと国内で議論していく必要がある。そういったことを申し上げました。

このままでは、日本の核軍縮・不拡散に対する発信というものが形だけになってしまいそうで、私は非常に危機感を持っています。

核の問題、温暖化の問題、そして貧困の問題。この3つが基本的に世界の直面する大きな脅威である。もちろん、その他にもテロの問題などありますが、私としては、そういう問題意識でまずインドの核の問題を取り上げさせていただきました。

2番目は経済財政の中期的な運営ということで、大田経済財政担当大臣を相手に、安倍内閣のときの政府の「新経済成長戦略」、その考え方と福田内閣は違うのか違わないのか、ということを聞きました。

もちろん、大田大臣はその頃からずっと担当大臣をしているわけですから、彼女としてはあまり「変わった」とは言えないと思いますが、私は安倍内閣のときの高めの成長を目指す、高めの成長を目指すことはいいのですが、それが根拠のない高めの成長ということになり、そしてその結果、名目成長率も上がり、税収が増える。金利は低く抑える。これもできるかどうかは別として、日銀にプレッシャーをかけて金利を低く抑える。そして、財政の再建というものを名目上確保していく。

そういった、一種のトリックだと私は思いますが、そういうやり方はやめてもらいたい。高めの成長を目指すことは1つの考えとして私も理解しますが、そのことと財政の収支の見積もりを慎重に見るということは、次元の違う問題として双方重要なことであるということを申し上げました。このことは大田大臣も認識を共有されていることだと思います。

そして、3番目に国土交通大臣に対して、今日は15分間しかありませんでしたが、国幹会議(国土開発幹線自動車道建設会議)について質問しました。

これは、冬柴大臣は「民主党議員も参加する国幹会議でその議を経て」ということを何度も言われましたので、私としては取り上げたわけです。

この国幹会議、平成13年にできてから3回しか開かれていませんが、議事録を見ますと、結局45分くらいの実質質疑の中で、何兆円もの道路計画の承認を行なっているわけです。実質的な議論というものは実はなされていないということです。

あるいは、実質的な議論をする人があっても無視されてしまうということで、「国幹会議の議を経ています」という国土交通大臣の答弁がいかに実態を反映していないかということを強調しました。

これからもこの予算委員会続きますので、3回目、4回目、質問をしないといけません。

ただ、筆頭理事ですから、朝から晩まで席に座り、全体の指揮をし、そして、厳しい日程協議を与党とやりながら、質問もしなければならないということで、かなり大変な状況です。

今朝の党の中の会議では、予算委員会に民主党の委員の出席が一時期悪かったではないかということで苦言を呈しましたが、そういったこともしっかりと前原理事とともに目を光らせていかなければなりません。

もちろん、審議の中身が充実したものである、これはもう私は各議員頑張ってくれていると思いますが、そういったことも確保していかなくてはなりません。

そういう中で、来週の水曜日(20日)に、地方公聴会というものを設定しました。これは、予算委員会としては多分例のないことです。宮崎と水戸で、予算委員が出向いていって行なう。そこで意見を聞きながら、意見交換を行なうというものです。

国民の声を直接聞く、そういった新しい試みというものも、限られた時間の中ではありますが、果敢にチャレンジしていきたい。ここは逢沢予算委員長ともよく相談して進めていきたいと思います。



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