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2007.06.05|TALK-ABOUT [ブログ]

内閣支持率急落――総理として適切かとの疑問が出ている


内閣の支持率がいずれの調査によっても30%台にまで急降下しました。そのことの意味を少し考えてみたいと思います。

もちろん、直接的には松岡農水大臣が亡くなったこと、自殺をされたこと、そして何よりも、5000万件の消えた年金の話、そういったことが直接的なきっかけとなっていることは間違いありません。

ただ私は、そういう際に示された安倍総理のその場での対応、反応が果たして総理としていかがなものかと、そういう疑問を国民に抱かせてしまった、そのことが最も大きな原因ではないかと思います。


例えば、政治とカネの問題については、先般私も予算委員会で質問をしましたが、誰が見てもまともな答弁をしているとは思えない、松岡前農水大臣の発言に対して、それを分かっていてかばい続けた総理、果たして総理としてふさわしいのかという疑問が持たれたと思います。

そして、年金の場合にも、まず安倍総理がやらなければいけなかったことは、国民に謝罪することだったと思います。

しかし、安倍さんの反応は、まずこれは現場が問題であると。で、現場は労働組合、労働組合は民主党を支持している、したがって、民主党に問題があるかのような発言をされたわけです。

あるいは、当時の厚生大臣は菅さんだったということで、菅さんに対する批判、これはビラまで作って自民党は批判をしました。

安倍さん自身も街頭演説でそういったことに言及されました。

誰が考えても、まずそのときの指導者として、安倍さんがまずすべきは国民に対して謝罪をすべきだったことは明かです。

社会保険庁といっても厚生労働省の一部ですし、厚生労働省は政府の一部ですから、トップがまず謝る。これは生保や損保の不払いの一連の騒動の中で、まずトップが謝るというのは当たり前のことです。

それを他に責任転嫁をした、その物の言い方自身が安倍総理に対する失望感を生んでしまったのではないかと思います。

いま国会で改めて総理は謝ったりされているようですが、人間の器というのは危機的な状況で表に出てしまうものですから、果たして安倍さんが日本国総理大臣として適切なのかと、そういう疑問を多くの国民に抱かせてしまったということだと思います。

これからサミットが始まりますから、そこで一呼吸置いて、その後この問題、つまり内閣支持率が急低下しているということに対して政権側がどういう手を打ってくるのか、そのやり方、あるいは結果いかんによっては、今国会の会期の延長とか、あるいはまだ可能性は非常に低いとは思いますが、衆参ダブル選挙の可能性が少し出てくるとか、そういった変化も起こり得ると思います。

したがって、安倍総理が日本に帰ってきたその後の数日間が非常に参議院選挙に向けて重要な意味を持つと思っています。



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