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新党結党―力を結集し、全員野球で

 立憲民主党、国民民主党を解党し、無所属の議員も含めて新たな政党を結党する構想がいよいよ具体化してきました。現時点で国会議員149人の参加が決まりました。9月15日が結党の日です。現時点で無所属を選んだ仲間にもなるべく早く合流してもらいたいと願っています。

 2017年10月の総選挙の際の誤った判断によって、野党第一党民進党が希望の党、新しく設立された立憲民主党、そして私を含めた無所属に分かれてしまいました。私としてはその直後から再結集を目指してきましたが、思いのほか困難な道のりでした。

 総選挙における排除の論理は、希望の党に全員で移るという当時の議員総会における執行部の説明とは全く異なるもので、そのしこりは簡単に乗り越えられませんでした。昨年の参議院選挙で競い合ったことも加わり、感情的な対立も残りました。日本の政治をよくする、政権交代可能な大きなかたまりをつくるとの大局に立って、これらを乗り越え、ようやく新たな党の結党に至ったことを心から喜んでいます。

 規模としては、民主党・民進党時代と変わらず、今後国会においてしっかりと論戦・対案提示するなど存在感を発揮し、将来の政権交代可能な政治を目指していくことが大切です。綱領・規約は既にまとまっています。共同会派として国会対応してきた実績をもとに基本的な政策の党内議論や地方議員の皆さんの入党、県連などの地方組織の整備を急がなければなりません。総選挙が近く行われる可能性もあり、迅速に物事をすすめる必要があります。

 ひとりひとりは能力の高い人材がたくさんいます。民主党の代表(2回)、幹事長(3回)の経験者として一番苦労したのは、党をまとめることでした。多様性を大切にしつつ最終的には選んだリーダーを中心に組織としてしっかりまとまっていくことの大切さを全員が肝に銘ずるべきです。

 9月10日には代表と党名を決める投票が行われます。代表選挙では、私はもちろん枝野さんに新たな政党をしっかりとリードしてもらいたいと強く期待しています。党名選挙では、新たな党である以上、「民主党」がよいのではないかと思っています。




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