新潟県知事選―大切な教訓を残した
新潟県知事選挙が終わりました。当初の予想どおり、接戦になりましたが、「無所属の会」も含めて野党各党が推薦した池田ちかこ候補が、3万7千票差で敗れてしまいました。大変残念なことだと思っています。私自身も、期間中に3回新潟入りしましたが、いろいろ課題も感じさせられる選挙でした。
まず、今回の選挙、与党の自民党・公明党は総力戦で臨みました。幹部が候補者の横に立つということはあえて控えつつ、私が承知している限り、かなり強力に関係先を回り、支援のお願いをしました。投票日に菅官房長官が新潟入りしたということも、与党が、それだけ危機感を持っていたことの表れだと思います。
そういう中で、知名度に劣る池田ちかこさんが、50万以上の皆さんから支持されたということは、今の安倍政権に対する批判、原発再稼働に対する懸念に加えて、候補者、関係者の皆さんの頑張りがあってのことだと敬意を表したいと思います。
その上で、選対本部が1つにまとまることができず、それぞれ別々に動いていたこと、選対をしっかりと仕切る政党がない中で、各党バラバラに活動する場面が多かったことなど、今後、反省すべき点は数多くあると思います。
逆に言うと、野党がしっかりとまとまることができれば、現在の安倍政権であれば、大きなチャンスがあるということを示した選挙でもありました。
来年の参議院議員選挙も、少なくとも1人区において、候補者を一本化して、力を合わせて戦う、そういう中で、与野党逆転を参議院において実現する。その具体的可能性を感じさせる選挙でした。
