民進党の執行役員に就任、強い危機感を持って全力投球で頑張る
大塚耕平代表のもとの執行部が正式にスタートしました。
私は、衆院会派「無所属の会」代表であるとともに、5人の執行役員の1人として、党運営に携わることになりました。政権交代可能な政治の実現に向けて、乗り越えなければならない課題が山積しています。代表をしっかりと支えながら、強い危機感を持って、全員野球で頑張っていきたいと思っています。
具体的には、もうすでに2年を切った、再来年春の統一地方選、再来年夏の参院選です。ここで、分断された野党がもう一度、1つの大きな固まりになって、巨大与党と対決できるようにしなければいけません。
大きな固まりといっても、衆院選で立憲民主党、希望の党ができた以上、それが近い将来、民進党と1つになるということを考えるべきではないと思います。新しい党には、それぞれ民進党とは異なる考え方があり、政策があります。ただ、野党が分断されて戦う限り、巨大与党がさらに巨大化するということは、今回の衆院選で明確になりました。
次の参院選に向けて、少なくとも1人区、2人区においては候補者を一本化し、比例区においては、各党バラバラではなく、統一名簿で、ひと塊になって戦う状況をつくり出す。そのことを明確な目標に掲げて、全身全力で頑張らなければならないと決意しています。
まずは、国会においてしっかり共闘していく。民進党、立憲民主党、そして希望の党が協力していく。もちろん、他の野党も巻き込んで、巨大与党と対峙する。そういう中で、信頼関係をつくり、参院選の候補者の擁立を協力しながら進めていく。
私が民進党代表の折に、1月に代表になって1年7カ月後の参院選に向けて、候補者の擁立することは、相当なエネルギーが必要でした。今回は、1党ではなくて、3党に分かれている以上、さらに真剣な努力が求められます。
先の衆院選での様々な状況。特に立憲民主党と希望の党は、同じ選挙区で戦ったケースも多いのですが、そういったことを乗り越えて、もう一度、野党が結集していくということが必要不可欠です。
分かりやすく言えば、保守からリベラルまで包含した、大きな固まりをつくり上げていく。そういう中で初めて、自公政権に対峙できる状況をつくり出せると考えています。
政権交代可能な政治を実現するためのラストチャンスという自覚をもって、しっかりと取り組んでいきたいと考えています。
