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2015.08.21|記者会見

岡田克也代表定例記者会見(8月21日)⇒https://www.youtube.com/watch?v=Awc34osonxk

岡田克也代表記者会見
2015年8月21日(金)15時00分~15時38分
編集・発行/民主党役員室(項目ごとに編集しました)

★会見の模様を以下のURLで配信しています。


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■冒頭発言
〇岩手県知事選挙の無投票当選について
〇安保法制・独自案に関する維新の党との協議について
〇日経平均株価の下落について
■質疑
〇日経平均株価の下落について
〇《安保法制》独自案に関する維新の党との協議について
〇東北での地方選挙の対応について
〇自民党・武藤議員の金銭スキャンダルについて
〇給付付き税額控除構想について
〇民主くんの「ゆるキャラグランプリ2015」出馬について
〇参議院本会議での審議について
〇景気の現状認識とアベノミクスの評価について
〇党勢回復に向けて
〇岡田代表の体調について
〇《安保法制》連合主催の安保法制反対集会について
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■冒頭発言

〇岩手県知事選挙の無投票当選について

【代表】
 岩手の知事選挙が無投票で(達増拓也知事が)当選となりました。無投
票当選の是非については議論があるかと思いますが、(候補者を)出さな
かった与党側・自民党に問題がある。
 達増知事は、3期目になりますが、被災地の復興は道半ばです。しっか
りと対応していただきたいと思いますし、我々も被災者の声が反映される
ように努力していく責任があると思います。
 今回の野党各党が結集しての知事選挙の勝利は今後の参議院選挙に
もつながるもので、もちろん構図は若干変わるかもしれませんが、例えば
共産党が今回のようにいろいろな選挙でどこまで協力できるかというのは、
当然限界のあることだとは思いますが、来年夏の参議院選挙に向けて一
つの大きな弾みになったと思います。
 一方で、盛岡市長選挙のほうは厳しいぎりぎりの戦いが続いております。
現職に対して、生活と民主の県連レベルで推薦した(内舘しげる)候補、
非常にいい戦いをしていただいていますし、先日、私が応援に入った時も
有権者に強く訴える演説をしていました。しかし、現職の壁は非常に厚い
わけですから、残されたわずかな時間、しっかり頑張って突破していただ
きたいと思います。党本部としても全力で後押しをしていきたい。

〇安保法制・独自案に関する維新の党との協議について

【代表】
 今日も参議院で安保の議論が行われておりました。蓮舫議員もいい議論
をされておりました。私も現場にいて傍聴しておりました。
 それと並行して、我々も対案といいますか周辺事態とPKO、それから領
域警備、ここについての法案の準備作業を進めております。党内的には要
綱までNC(ネクストキャビネット)で合意されており、それをもとに維新と協
議しております。大きな違いはないというのが私の認識で、しっかりと協議
を進めてもらいたいと考えております。
 そしてもちろん、協議が調って一つの案になれば、党内手続を経てそれ
をどうするか、国会に提出することも含めて当然検討していかなければな
りません。どういうタイミングで国会に提出するかということについては、先
般のNCで私を含めた5人(代表・政調会長・国会対策委員長・参議院議員
会長・参議院安保特筆頭理事)に一任されています。国会の状況を見なが
ら判断していくことになりますが、その前にまず案がまとまらないといけませ
んので、協議を進めていただきたいと思います。

〇日経平均株価の下落について

【代表】
 株価が随分下がっている、株価について何かコメントする立場にありませ
んが、アメリカの利上げ観測なども一つの原因かと思います。ということはや
はり、アメリカの出口戦略が進んでいく中で、日本の株価にさまざまな影響を
及ぼすことはこれからも予想される。
 そもそもこれは超金融緩和、円安の中での株高であります。そういう意味で
は経済の実態が立ち直った中での株高ということでは必ずしもないわけで、
株価の動きに一喜一憂すべきではないと我々は考えています。株高が政権
の評価に直結しているかのような言い方を少し前までは政権がしていたよう
ですが、今日のような事態をどうコメントされるのか。やはり政治というのは日
々の株価で一喜一憂すべきものではないことを改めて申し上げておきたいと
思います。

■質疑

〇日経平均株価の下落について

【フリーランス・宮崎記者】
 日経平均株価が1日で600円低くなって大引けになった。日経平均株価が
下がっても実体経済には関係ないと思うが、今後、アメリカの利上げに前後し
て変化が非常に激しくなっていくと思う。この変化の激しさの中で、アベノミクス
に対する評価と、野党としてどうされていくお考えか伺いたい。

【代表】
 株価で経済政策をはかるべきではないと私は思いますので、株が上がった
からアベノミクスが成功したわけではないし、逆に株が下がったから、それだ
けでアベノミクスを批判しようとは思いません。経済政策は、より本質的なとこ
ろで判断されるべきだと思います。
 ただ、「株高はアベノミクスの成果だ」と言っておられた政権側がどう考える
のかというのはあります。それはむしろ官邸側に聞いていただきたいと思いま
す。

〇《安保法制》独自案に関する維新の党との協議について

【日本テレビ・古谷記者】
 冒頭発言で「案がまとまらないといけませんが」という話があった。確認だが
、政策協議でのすり合わせができて違いがないということになれば、タイミング
の早いか遅いかはあるが、出すことは間違いないということなのか。それとも、
協議は調ったけれども出さない可能性もあるということか。

【代表】
 協議が調って案ができれば、出さないというのは理由が必要です。基本的に
は、まとまれば出すということになると思います。

【日本テレビ・古谷記者】
 それは、今、領域警備法案も含めて3本維新も出しているが、その三つに関
して同じということでよろしいか。

【代表】
 領域警備法案は既にまとまったものがあります。もちろん今、衆院で法案が
あるものを参院に出すのには違ったものにしなければならないが、両党で考
え方に差はないと思います。
 あとの2法案(周辺事態法改正案・PKO法改正案)は現在、協議中であると
いうことです。

【朝日新聞・渡辺記者】
 「一つの案になれば、党内手続を経て国会に提出することも検討しなければ
ならない。出さないというのは理由が必要である」ということだが、先日までの
話から半歩進んだ印象を受ける。岡田さんとしては、協議自体どれぐらい進
んでいるというご認識か。

【代表】
 私のスタンスは全く変わっていません。協議をすべきだということは従来から
申し上げていました。協議が調ったらどうするのかと聞かれれば、協議が調う
かどうかわからない状態でしたが、今、協議をしている中で、何か目立った相
違点があると聞いておりません。合意ができれば、それで出さないのであれば
それなりの理由が必要になるというのは当然のことだと思います。

【NHK・花岡記者】
 代表は対案について、PKOや周辺事態については政府案がボケてしまう、
焦点がずらされるのは避けなければいけない、と常々言われていた。この時
点で「調ったら出す」と言われたということは、既に(政府案の)議論が煮詰ま
ってきた状況にあるということか、それとも政府案の追及はまだ不十分と考え
ていらっしゃるのか。

【代表】
 まだまだ政府案の問題はたくさんあります。その議論を今している最中です。
ですから、出すという時にどういうタイミングで出すかということも、我々に一任
されている。

【フリーランス・宮崎記者】
 維新は小野次郎さんが筆頭責任者で5本の法案を作成して出した。小野次
郎さんは岡田代表と学校の同級生で、自民党の村上誠一郎さん、公明党の山
口代表、この4名で時々会われているかと思う。最近その4人でお会いになっ
たのはいつか。

【代表】
 最近はありません。それは微妙な時期ですので、特に山口さんの立場をおも
んぱかって少し控えているところがあります。

〇東北での地方選挙の対応について

【時事通信・越後記者】
 今回、岩手県知事選挙の会見で代表がおっしゃったのは、今回の不戦勝を
契機にして安保を廃案に追い込みたいということと、一方で野党の結集をさら
にステップアップさせたいということだったと思うが、今後、野党協力をプレイ
アップするような場面として、どういった機会を想定しているか。

【代表】
 特に具体的にあるわけではありません。ただ、この安全保障関連法案で、野
党が歩調を合わせることができるかというのは非常に大事なところだと思いま
す。
 これから「みちのくシリーズ」、さまざまな選挙もあります。野党がまとまってい
るかいないかということはそういったところにも影響があると思います。

【フリーランス・堀田記者】
 これから「東北秋の陣」ということだが、山形市は今、野党側の維新が大もめ
にもめている。岡田さんは当然野党側の候補を応援に行ったし、この前も県連
のほうで街宣もした。この勝算、可能性はどうか。

【代表】
 選挙を控えていますので、勝算とかそういうご質問にはお答えできません。我
々としては勝つために全力を挙げている。

〇自民党・武藤議員の金銭スキャンダルについて

【共同通信・光山記者】
 武藤貴也議員の件で伺いたい。まだ本人が公の場で会見等をしていないが、
自民党に離党届を出して受理もされた。この一連の流れについてどうご覧にな
っているか。また、武藤議員はどういった対応が適切かということについて伺い
たい。

【代表】
 事実関係がまだ明確でないところがあります。仮に報道されているようなこと
が事実に近いということですと、それはやはり(自民党が)離党届を受理したと
いうのは理解に苦しみます。処分をきちんとすることが自民党としては必要で
あったと思います。少なくとも事前に調査をする、本人から聞き取りをするなど
して、報道が正しいかどうかということの確認はなされるべきだったと思う。そし
て、仮に報道されたことが事実に近いということであれば、それは単に受理す
るだけには留まらなかったはずだ。それが公認をした党としての責任だと思い
ます。
 もう一つは、やはり武藤さんは国民に対して説明をする責任があるということ
だと思います。
 そういう一連のことを踏まえながら、今、週刊誌で報道されていることが事実
だとすれば、それは単に離党すれば済むという話ではない。

【フリーランス・安積記者】
 まだ武藤議員は議員辞職していないので国会議員なわけだが、国会として、
例えば証人喚問、参考人招致、政倫審、いろいろあると思うが、何かしらそう
いう手段で事実解明を積極的に行うということはあるか。

【代表】
 まずはご本人が記者会見などで説明されることが必要だと思います。その上
で、それがなされないとか、不十分だということになれば、国会としての対応す
ることになるのだと思います。

〇給付付き税額控除構想について

【フリーランス・宮崎記者】
 マイナンバーが早ければ10月から配られるということだが、3年前に民主党
政権が閣議決定して国会に提出した法案では、マイナンバーと引きかえに給
付付き税額控除を将来的に検討することが附則に入っていた。ただ、今国会
の安倍総理や麻生大臣の答弁では、全く検討していないとしか捉えられない。
この給付付き税額控除に関して、与党に検討を求めていくか。さらには来年の
参院選に向けてのマニフェストの原案には引き続き入れていくか伺いたい。

【代表】
 参議院選挙のこと、マニフェストについてはこれからの議論ですから、今、確
定的なことは申し上げられません。ただ、我々としては複数税率よりは給付付
き税額控除が適切であると考えております。その基本的なところは変わらない
だろうと思います。

〇民主くんの「ゆるキャラグランプリ2015」出馬について

【フリーランス・安積記者】
 先日の幹事長会見で、民主くんが「ゆるキャラグランプリ」に出るということで
民主党の公認を得た。一方、代表の地元の三重県四日市市の「こにゅうどうく
ん」が出ており、今のところ63位で民主くんより上だ。代表としてはどちらを応
援されるか。

【代表】
 「こにゅうどうくん」はかわいいいですよ。非常によくできたキャラクターです。「こ

にゅうどうくん」にも頑張ってもらいたいと思います。民主くんとトップを争ってもら

えればいいなと思います。2人、体型は非常に似ているのです。

〇参議院本会議での審議について

【フリーランス・宮崎記者】
 今日、参院本会議で刑事訴訟法改正案が審議入りし、小川敏夫さんが上川法
務大臣に質問した。小川さんは法務大臣として死刑執行命令書にサインしている。
死刑執行命令書にサインした経験のある国会議員は、自民党以外では小川さん
1人しかいない。上川法務大臣も既に執行した経験があるが、そういったところも
あって思いが強いのではないかと思う。小川さんは蓮舫さんとともに東京選挙区
で公認内定したが、そういう政権担当の重荷を背負った議員の存在に関してどの
ようにお考えか。

【代表】
 死刑執行についてはいろいろなご意見があると思います。ただ、わが国は現在
の法制の中で死刑制度を認めているわけですから、法務大臣の任を引き受けた
以上は、そのことから逃げるべきではないと私は思います。どうしても信念として
死刑執行は適切でないというお考えであれば、法務大臣を受けるべきではないと
思いますので、死刑執行を法務大臣当時にされた小川さんに何か批判するという
ことは全く理解できないのです。

〇景気の現状認識とアベノミクスの評価について

【「FACTA」・宮嶋記者】
 景気というか、アベノミクスの評価について、この局面で民主党に総括していた
だきたいところがある。唯一成功したのはインバウンド(訪日外国人客)ぐらいで、
インバウンドの記事が新聞からなくなったら、一体誰のための景気回復だったの
かなというぐらい不安要素が増えていると思う。その辺を、後半国会も含めて民
主党としてはどういう考えで臨まれるか伺いたい。

【代表】
 インバウンドというお話がありましたが、ビザの発給を大幅に緩和して外国人の
旅行者を国内にもっと呼ぼうと、民主党政権時代に決め、かつ実行したことであり
ます。私、外務大臣でしたが、当時は中国の1ヵ所か2ヵ所でしか発給できなかっ
たのを一挙に7ヵ所に広げたとか、そういうことで中国の方が日本に来やすくなっ
たということもありました。それが今、円安もあって(インバウンドが年間)2000万
人をうかがうようなところまで来ているのは喜ばしいことだと思います。
 アベノミクスについては、前から申し上げていますように、次元を超えた金融緩
和、それに伴って円安になり、そして株が上がったと。もう一つは公共事業予算を
当初かなり増やしたということで、安倍政権スタート時には非常に人々の期待を集
めた。しかし、その後は一向にパッとしないというのが現実ではないかと思います。
 円安が続いていますから、株の値段が上がったり、円安に伴う企業の利益、円
ベースでの利益が増えていることはありますが、別に輸出が増えたわけではない
し、じゃあ設備投資や消費が目に見えて増えているかというと、そういう事実もな
い。メディアはかなりはやし立てますが、現実にはアベノミクスが成功したとはとて
も言えない。それは国民の半分以上の人が実感としてそう感じていることからも明
らかだと思います。
 特に次元を超えた金融緩和をやったが、その弊害にこれからどういうふうに対応
していくのかという問題はあります。財政の状況も非常に厳しいし、それからこれだ
けの超金融緩和で日銀に国債を大量に買わせて、出口をどういうふうにするのか
ということについて答えがあるようには私はとても思えないのです。そういう意味で
大きな重荷を背負っている。目の前の一部の熱狂と、しかし本質的にはより荷が
重くなった。「より」というか、格段に重くなったというのが現実ではないかと思いま

す。大変憂慮しています。

〇党勢回復に向けて

【時事通信・越後記者】
 党の現状認識について伺いたいが、2012年以降かなり厳しい党勢にあって、
回復に向けてさまざま努力している中だと思うが、現在の党はどういった状況に
あって、今度の参院選はどういう位置づけにあるのか伺いたい。

【代表】
 我々、政権時代にできたこともたくさんあるのですが、「マニフェストで約束したこ

とができなかった」といった厳しいご評価もいただいています。それから党が政権を
持ちながら、まとまった対応ができなかった、大量の離党者も出したことが批判さ
れている大きな理由だと思います。
 一朝一夕にその信頼を取り戻すことはできないので、一つ一つ実績を積み重ね
ていく中でその信頼を回復していくということだと思います。今、その途上にあると
いうことです。
 安倍政権の支持率が下がったからといって、それで民主党がよくなるわけでも
ないし、そういった周囲のこととは関係なく、真面目にしっかりと党を立て直してい
かなければいけない。その積み重ねだと思います。

【時事通信・越後記者】
 参院選の位置づけについても伺いたい。

【代表】
 参院選は非常に重要です。ここでしっかりと結果を出す必要があると思います。

【朝日新聞・渡辺記者】
 代表は先日の民放のインタビューでも、真面目に党を運営していくことが大事で
あると。今も「一つ一つ実績を積み重ねていくことが大事だ」と話された。代表はど
ういうものをもって「実績」と考えているか伺いたい。

【代表】
 一つは、個々の候補者、あるいは現職も含めて、それぞれの地元で活動する中
で信頼を取り戻していくということ。もう一つは、国会での対応というのが非常に重
要で、この国会では安全保障法制をめぐってかなりきちんとした対応ができている
と私は思います。

【フリーランス・安積記者】
 真面目に党を立て直していかなければならない、現職や候補者が地元の信頼を
取り戻す、国会対応をきちんとする、とおっしゃったが、この12月で下野して3年
になる。企業だったら、何年以内にこういう回復の目標を作るとか具体的なところ
を出さないと、経営者責任を問われるのではないか。政党の場合は株主的な立場
は有権者だと思うが、それに対してどういうふうに具体的に示していかれるか。今
まで、民主党の方々からの具体的な数字は見当たらない。支持率も上がっていな
い。「やります」「やります」と言うのは小学生の夏休みの宿題みたいなものではな
いかと思うが。

【代表】
 私が(代表に)就任したのが1月ですから、8ヵ月になります。この間、民主党に対

する信頼は少しずつ高まってきていると私は思っております。あまり派手に数字を
ぶち上げるのではなくて、実績を積み重ねていくことが大事だと私は思います。企
業ではありませんから、幾ら稼いだとか、そういう数字は作りようもない。

〇岡田代表の体調について

【「FACTA」・宮嶋記者】
 総理の体調についてすさまじい記事が出ていたりするが、その一方でゴルフをし
ていたり、これは一体何なんだろうと思うが、トップの体調にはそれぐらい関心があ
るのは事実だ。岡田代表は去年から少し体調を崩された時期もあったが、この夏、
体調管理として注意している点があったら伺いたい。目のぐあいもよくなったのかど
うか伺いたい。

【代表】
 目は、既に網膜剥離自身は時間もたって回復しております。ただ視力が回復する
には時間もかかるということです。
 体調管理で気をつけているのは、体重を減らすことです。この半年間でかなり体重
が増えましたので、最近はジムに行ったり走ったりと、体重を減らすべく努力していま

す。
 朝飯も基本的にはリンゴとバナナだけで過ごしています。「バナナを食べている」と

言ったら蓮舫さんに非常にほめていただいた。

【「FACTA」・宮嶋記者】
 代表がやせた代わりに、ワンちゃんが太ったという説もあるが。

【代表】
 いや、私はやせていないです。太ったんです。

【「FACTA」・宮嶋記者】
 このごろ、少しえさをあげていると。

【代表】
 今日もリンゴの切れ端をあげました。私も食べるのに飽きてきたので。(犬は)バナナ
は食べないけれども、リンゴは食べます。

〇《安保法制》連合主催の安保法制反対集会について

【フリーランス・堀田記者】
 明後日の日曜日に連合が主催して、安保法案反対の集会がある。国会包囲というこ
とだが、岡田代表は出られるか。

【代表】
 出る予定です。

【フリーランス・堀田記者】
 これに関して、昨日の東京新聞の夕刊にいろいろなデモの予定が書いてあった。今日

の18時半に首都圏反原発連合が集会をやるとか、「SEALDs」がやるとか。そういった
中に入っていないが。

【代表】
 連合の(集会)がですか。

【フリーランス・堀田記者】
 はい。東京新聞のミスということではないが、結局、明後日の集会で反原発が言われ

ないということで書かなかったのかということは憶測できるか。

【代表】
 日曜日にやるのは安全保障法制についての連合の集会で、党としても各県連から、
それから東京に近い方々、候補者も現職もなるべくそろって参加したいと考えておりま

す。私も党を代表してあいさつする予定です。

【フリーランス・堀田記者】
 その時に川内原発再稼働反対とかいうことを岡田代表が言う可能性はあるか。

【代表】
 会の趣旨がそういうことではありませんから、特に考えておりません。
 ただ、川内の再稼働については我々は適切ではない、動かすべきではないと申し上
げている。地元の30km圏内の自治体の了解がない中で、鹿児島の場合には知事と
当該市長だけで、周辺の市町村のきちんと意見を聞いていないということですから、こ
れは賛成できないと申し上げている。




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