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2014.07.23|TALK-ABOUT [ブログ]

代表選―党員・サポーターを巻き込み、求心力のあるリーダーを


昨日の党常任幹事会において、私は代表選挙について発言しました。一部正確でない報道もありますので、改めて説明したいと思います。

私が申し上げたことは、本来であれば来年の夏まで任期がありますが、代表選挙を1年前倒しし、党員・サポーターも参加する正式な代表選挙をいま行い、今後3年間の任期の代表を選ぶべきだというものです。

もちろん、海江田さんにもその代表選挙に是非参加をしてもらいたい、ということを申し上げました。


いまの海江田代表は、野田代表が前回の代表選後半年で、総選挙の責任を取って辞任したあと、議員だけで選んだ代表です。党員・サポーターを巻き込むことで、誰が選ばれるにしろ、より求心力のあるリーダーになる、そういったことを申し上げたわけです。

正式な代表選挙ということになれば、全国を候補者が回って街頭演説や討論会をやったりし、その中で民主党に対しての国民の皆さんの理解も増す、あるいは、政策論や党運営についてもしっかりとした議論ができ、選ばれた代表が、自ら主張したことをしっかり実行していく、そういった形がいまの民主党に必要ではないか、ということを申し上げたわけです。

現状の民主党が直面している状態は非常に厳しく、統一地方選挙も、公認を辞退するという動きはあちこちにあります。

そして、これから2年、最長でも2年半という中で、統一地方選挙、総選挙、参議院選挙と、3つの選挙をしっかりと乗り切っていかなければ民主党の将来はありません。

いましっかりとした体制を作ることで、この3つの選挙を乗り切れるだけのパワーのある執行部を構成すべきだということを申し上げたわけです。

あと1年任期があって、来年の夏に代表選挙をやって代表を選ぶということでは、総選挙も間近になっており、他の野党との候補者調整や政策調整に十分な時間が割けなくなるのではないか、そういう危機感に基づいて提案したものです。

海江田代表について、私は批判的なことを一度も言っていませんし、そういうつもりもありません。

ただ、党の現状を考えると、このまま「ゆでガエル」のような状態で、だんだん党の勢いがなくなってしまうということでは、日本の政治にとって決していいことではありません。むしろ危機的状況です。そういうことを考えて、いまアクションを起こすべきだということを申し上げたところです。

党所属の国会議員の皆さん1人ひとりに、いま我が党が何をすべきかを冷静に、そして深く考えてもらいたいと思っているところです。

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