熊本地震─与野党の別なし、東日本大震災の経験をもとに全面協力
熊本地震災害対策本部を連日開催しています。各省庁から説明を聞きながら、政府にはしっかり取り組んでもらいたいという思いが募ります。
特に、「激甚災害指定」については、東日本大震災の時、3月11日の翌日に、持ち回り閣議で激甚災害指定を閣議決定したのですが、それと比べるとかなり取り組みは遅れています。
そもそも、政府の対策本部の本部長は河野防災担当大臣で、これだけの地震災害であれば、総理自身が本部長になって、政府を挙げて対応にあたるというのが本来だと思いますが、残念ながら、そういう状況にはなっていません。
今なお10万人の方々が、避難所で不便な生活を送り、水や食料などの基本的な物資も十分に行き渡っていません。まだ混乱したままです。そして、車の中で生活しておられる方もたくさんいらっしゃいます。
こういった災害対応に与党、野党はありません。我々も東日本大震災の経験をもとに、全面的に協力する、そういう思いで支援していきたいと思います。
