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2013.05.21|TALK-ABOUT [ブログ]

飯島氏訪朝―北朝鮮に踊らされてはいないか、本人が国会で説明を


飯島内閣官房参与が北朝鮮に行ったということで、非常に不思議に思います。

まず、どういう立場で行ったのかということが気になります。

政府の人間(参与)ですので、当然きちんと位置付けられて、ある意味政府を代表して行ったと考えなければいけないと思いますが、総理や官房長官の物の言い方は曖昧です。

もし勝手に行ったとすれば、大変な二重外交で、それをきちんとコントロールできなかった総理や官房長官の責任ということになると思いますが、常識的には総理や官房長官が承知の上で、飯島さんを送り出したということではないかと思います。


しかし、いま中国も含めて、北朝鮮に厳しい対応をしているなかで、格好の宣伝の材料に使われてしまったということは否めないと思います。ああいう画像が出るということは、おそらく日本側は予想していなかったのではないかと思います。

拉致の問題は極めて重要で、その問題の解決が絶対に必要であるということを北朝鮮側に述べに行ったと説明がなされています。

もちろん、そういったことについて述べられたことは重要だったと思いますが、それだけだったのか。それとも、様々な問題を議論したのか。そういったことについても、説明がなされていません。

本来であれば、飯島氏本人が国会に出てきて、説明するということがあるべきだと思っています。

いずれにしても、北朝鮮は一筋縄ではいかない相手です。相手のペースに上手くはまってしまって、その手のひらで踊るということになってはいけないと思います。

そういったことが、きちんとコントロールされているのかどうかということが、非常に気になるところです。

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