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2010.10.22|TALK-ABOUT [ブログ]

和歌山訪問―個人的な親しみと潜在力を持った県

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ちょっと遅くなりましたが、先週末(10月16、17日)の和歌山と大阪について、少しお話ししたいと思います。

東京から飛行機に乗って、南紀白浜空港に降り立ちました。和歌山3区です。そして、2区海南、1区和歌山市と北上して、ほぼ1日過ごしました。

この和歌山は、私の地元の三重と地続きで、特に三重の南のほうは旧紀伊藩であり、人的、地理的、そして文化的にもつながりの深い、私にとっても親しみの持てる県です。

ただ、遠いという意味では大変遠くて、私の出身地である四日市から行きますと、高速道路も途中で途切れていますし、電車もJRが違う会社に途中でなってしまいます。そういう意味で、むしろ東京から一気に飛行機で飛んだほうが近い感じもします。

さて、この和歌山では、タウンミーティングなどで多くの方と意見交換をさせていただきました。

それぞれ、3区、2区、1区の置かれた状況は違います。

1区は、より大阪に近く、関空がすぐ近くにありますし、3区は、やはり農業や漁業、林業といった第1次産業が中心であり、過疎に大変悩んでいます。一方で、白浜や熊野古道といった文化遺産に恵まれており、観光地として優れたものがあります。

いろいろ意見交換をさせていただくなかで、私がいつも思うのは、「なぜこの和歌山で人口が減り続け、活力が失われているのだろう」ということです。

大阪からは近く、地の利はあります。先般も、大阪の堺にシャープの大きな液晶工場が建設されましたが、堺と和歌山は極めて近いです。

そして、第1次産業についても、もちろん漁業、林業でもそうですが、何より、第1次産業の農業、米はあまり作っていないのですですが、梅やみかんは日本でも1位、2位を争うブランド力を持っています。

それだけのものがありながら、どうして活力がなくなっているのか、そういうご意見が地元でも出るのか、いうことです。

私は、これだけの潜在力を持った和歌山ですから、やり方によっては大きく発展することが出来る、そして、そこで地元の人たちが働く場を得て、生活することが出来る、そういう地域づくりにチャレンジする価値があるのではないかと、改めて感じたところです。

いずれにしても、これは先週の青森・秋田と同じですが、現状は、人口が減っていくなかで、特に地方の維持と生活基盤の維持が非常に難しくなっており、深刻な状態にあることを、改めて認識しました。

※和歌山県訪問の詳細は、こちらから(民主党ホームページ)
→ http://www.dpj.or.jp/news/?num=19052

※ブログの動画版はこちら



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