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2010.02.03|TALK-ABOUT [ブログ]

メキシコのエスピノサ外相―日本も女性閣僚が増えていい

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メキシコのカルデロン大統領が、閣僚や知事、経済人を連れて訪日されました。昨年から今年にかけて、日墨(メキシコ)交流400周年ということで、そういう記念すべきときに来られたということです。

当然、鳩山総理との首脳会談、そして、その後の総理公邸での夕食を挟んで議論が行われましたが、有益で楽しいものでした。


夕食会は、カルデロン大統領ご夫妻と鳩山総理ご夫妻を中心に、ずいぶん盛り上がりましたが、私としてはそういった首脳会談への同席だけではなくて、外相会談も当然行いました。

メキシコの外相はエスピノサ外相ですが、彼女とは、私が外相就任直後に国連総会でニューヨークへ行ったとき、1月にアジア中南米協力フォーラム(FEALAC)第4回外相会談のときに東京で、そして今回ということで、3度話をする機会がありました。

今年は、COP16(第16回気候変動枠組条約締約国会議)がメキシコで行われます。したがって、この重要なCOP16が成功裏に終わるかどうかは、おそらく議長を務めることになるであろう、エスピノサ外相の手腕にかなり依っているわけです。

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そういう意味でも、日本にとってカルデロン大統領もエスピノサ外相も、非常に大事な人たちであると考えています。

私が話をしていても、エスピノサ外相はかなり率直に話す方ですし、馬力もあるので、なるべく協力をしながら、このCOP16を成功裏に持って行きたいなと考えています。

実は、このエスピノサ外相の妹さんが、いま東京におられるメキシコの駐日大使の奥さんという関係にありまして、大使夫人も医師でありながら、日本で様々なボランティア活動を行っておられる、大変素晴らしい方だと伺っています。

姉妹で非常に活躍されていますが、特に外務大臣が女性ということもあり―エスピノサ外相自身は、外交官からのたたき上げですが―日本ももっと女性の閣僚が増えてもいいのではと思った次第です。

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