幹事長の2年間 - やるべきことはやり切った
2022年8月、泉代表の要請を受けて幹事長に就任。参議院選挙敗北後の、党の再建を任せられました。
まず取りかかったのが党改革。財政健全化のため、歳出を徹底的に見直しました。いま大きな議論になっている政策活動費の党としての使用禁止も、いち早く決めました。約90名の党職員の待遇改善や女性登用、新人の採用なども実現。
幹事長として重要なのは、危機管理。さまざまな出来事に対して、適格に対処するとともに、党全体をしっかりとコントロールしなければなりません。この2年1カ月、かなりまとまった党運営ができるようになったと思います。
幹事長の最大の仕事は選挙での勝利。政権交代を実現するには、与党候補と小選挙区で競うことができる質の高い候補者を、たくさん擁立しなければなりません。衆議院の小選挙区289に対して、200人近い候補者を決定しました。
そして更に重要なのは、候補者の支援と育成です。幹事長就任の2年1カ月で、週末に応援で訪れた候補者は延べ149人、補選の応援も含めると、延べ180人になります。ここ1年あまり力を入れたのは、平日の夕方や朝を利用しての駅立ち。朝早く自宅を出たり、前泊をして、6時半から2時間、夕方は17時半から20時くらいまで、延べ100人近くの候補者と共にビラ配りをしてきました。1回平均500枚とすれば、5万枚配ったことになりますが、それよりも、幹事長が若い候補者のためにビラ配りしている姿を見てもらうことに意味があると考えています。
これらの応援は、厳しい状況で苦労している候補者を励ます目的もあります。3回、4回と同じ候補者を訪ねると、成長と自信を実感することができます。体力の限りを尽くして、延べ280人の応援に走り回った2年1カ月でした。
幹事長としてやるべきことはやり切ったと思います。あとは結果を出すだけ。次の総選挙で多くの新人候補が与党現職に勝利し、現職議員とあわせて自民党を上回る議席を獲得することを強く期待しています。
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