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新型コロナウイルス――困難を乗り越えよう

現状は厳しい
 世界が新型コロナウイルスを確認してから1年。この間日本にとっても厳しいことの連続でした。医療現場はひっ迫し、混乱。個人の生活に様々な行動制限が必要となりました。他方で経済は落ち込み、苦しい生活を強いられたり、職を失ったり、事業継続が困難となる人々が激増しました。
 日本にとって、第三波はとくに深刻です。感染者数、死亡者数ともに第一波、第二波をはるかに上回り、人口あたり死亡率も上昇しています。緊急事態宣言が検討されていますが、一都三県の大部分の地域で速やかに発出すべきです。同時に菅総理からのしっかりとしたメッセージの発信が必要です。

生かされなかった教訓
 第三波の感染急拡大の原因は、今後専門家による検証が必要です。ただ、第一波の後に指摘された問題点が解決されないまま、第二波、第三波に至ったことは大きな問題です。例えば①感染症危機対応法制(特措法)の見直し、②専門家助言機関と政府(官邸)との適切な役割分担、③政府と知事との間の権限の不明確さ、④十分な病床の確保など。
 このような中で、感染拡大抑制を専門家が強く求める中でGoToキャンペーンが推進され、GoToや緊急事態宣言をめぐり都と政府との関係がギクシャクするなどの失態がありました。第一波のあと、今年の夏にやるべきことができていなかったことは安倍政権の失態であり、本当に残念です。

終わりなき戦いではない
 安全性が十分に確認されることが前提となりますが、ワクチン接種を確実に行うことで、重症者・死者の数を抑え込むことが可能となるはずです。このためにも混乱なくワクチン接種を徹底することが大きな課題です。もちろんワクチンは万能ではなく、ウイルスとの共存はこれからも長く続きますが、春を過ぎるあたりから高齢者中心にワクチン接種が進み、ある程度事態が落ち着くことが期待できると思います。
 ここ半年ほどが大きな山場です。まずは感染の拡大を徹底して抑え込み、犠牲者の数をこれ以上増やさないこと。そのためには特措法の改正を急ぐ必要があり、国会召集を早めて、まずこの問題を与野党で話し合うべきです。そして助けを必要とする人々や医療現場への支援、事業の継続を守ることで雇用を維持するための対策などを補正予算でしっかりと措置することです。経済全体の落ち込みを回避するための対策も大切です。
 これは、決して終わりのない戦いではありません。力を合わせてこの困難を何とか乗り越えていきましょう。



コメント
  1. 桑名の南瓜 より:

    感染症対策の鉄則は「最大検査・最大隔離」です。検査を徹底的にやって陽性者を徹底的に隔離すれば、街は健常者が大多数になり、営業制限や緊急事態宣言などする必要は無くなります。コスト的には鉄則に添う政策の方が確実に安くつきますし、経済的にも間違いなくプラスになります。この鉄則に添った政策を昨年の春からやっていれば、今の景色は全く変わっていたでしょう。ところが現実は、国は何故か検査を抑制し、隔離施設もお粗末で家庭にとどまらせる政策をとり続け家庭内感染を広げています。野党もこの鉄則を強く主張しているようには思われません。何事もそうですが、鉄則や原則を踏まえない政策は失敗します。政府の今のやり方は失敗の典型となるでしょう。

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