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緊急事態宣言解除と二次補正-これからが大切

緊急事態宣言が全国的に解除されました。今日まで日常生活や事業活動が大きく制限される中で、我慢し協力いただいた皆様に心から感謝します。しかし、専門家は第二、第三の波が来ると指摘しており油断大敵です。人との距離をとること、丁寧な手洗い、マスク着用など引き続きよろしくお願いします。
政治・行政がなすべきことは、まず成立した補正予算で定められたことの迅速な実現。手続き上の問題で遅れることがあってはなりません。次に二次補正予算を充実したものとすること。政府案が閣議決定され、野党共同会派の中でも検討が始まっています。

私がいま特に大切だと思うのは医療体制の強化と検査の実施です。第一の波は感染爆発を起こすことなく何とか乗り越えました。これは安倍総理のいう日本モデルの成功ではなく、幸運と大半の日本人の協力によってもたらされたものです。いまから第二・第三の波に備え、都市部で崩壊寸前までいった医療体制を強化し、同時に幅広く検査でき、感染の実態を知ることができる体制を整える必要があります。

そして、経済と感染防止の両立です。微妙なバランス感覚が求められますが、雇用や国民生活の悪化を防ぐため需要拡大対策が必要です。当分の間、各国の分断は続き、世界の貿易活動は停滞が続きます。とくに私がリスクと感じるのはアメリカ経済です。いまのトランプ大統領のやり方では更なる感染拡大はまぬがれず、世界経済に重大な影響が及びそうです。

そういう中で、当面は内需拡大によって、産業を動かし雇用を維持していかなければなりません。例えば、自動車産業はアメリカ向け輸出が急減していますが、アメリカ経済の混乱が続けば、すそ野の広い産業だけに影響は極めて大きいと懸念されます。かつてのエコカー減税のような内需喚起策が必要ではないかと思っています。

ところで、今回の二次補正案には需要喚起策がほとんど盛り込まれていません。10兆円の予備費が計上され、これで政府与党だけで国会閉会中に自由にバラマキをやるようなことは国会の予算論議をないがしろにするもので認められません。本来は国会を延長し、三次補正を議論すべきでしょう。



コメント
  1. むろけん より:

    医療体制と検査の実施によって経済と感染防止・患者治療を両立しなければならないと思います。これまで政府専門家会議が提言してきたことに私は異論を唱えます。そもそも同会議がクラスター対策班に乗っ取られてしまったことが間違いの始まりで、安倍さん・加藤さんの失敗なのです。

    赤痢のような接触感染のみで潜伏期間が短い感染症であれば、患者を早く発見して接触者を片端から検査していけばクラスター感染が予防できますが、新型コロナは潜伏期間が長くて飛沫感染も起こるため、その予防法はあまり有効ではないのです。

    既に日本で1万7千人ぐらいの感染者(PCR陽性者)データがあるのですから、年齢性別や基礎疾患などの情報と、症状の出方(無症状・軽症・中等症・重症・死亡)をクロス分析したような疫学調査を実施して活用すべきで、例えば罹りやすそうな属性の人に警告を与えて自粛を促し、低リスクの人にはそれなりに社会活動してもらうべきです。

    また、人と人との接触を減らすことばかりにフォーカスするのではなく、発熱者を絶対に公共の場に入場させないシステムや、3密や2密にならざるを得ない場所で加湿器やウィルス不活化装置を試験導入するなど、感染対策は様々な視点から検討されることが必要です。

    最後に、検査法の問題ですが、PCRは時間と手間がかかる上に感度が高過ぎて、無症状の病原体保有者(自分の免役が勝って発病しなかった人)まで陽性になって隔離対象になってしまうことが隔離施設や病床を圧迫していました。他人に高確率で移してしまう人(ウィルス濃度が上がっている人)の発見には抗原検査キットが最適で、全国の病院へ普及が可能と思われます。

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