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小池知事発言─あまりにもご都合主義

築地の再開発計画を含む補正予算が都議会で可決されましたが、小池知事の答弁に釈然としないものを感じています。

報道によると、かつて2017年の都議選の直前に、「築地は守る、豊洲を活かす」、「築地は5年をめどに食のテーマパーク機能を持つ一大拠点に再開発する」と発言したことについて、小池知事は「中身は何ら変わっていない」などと都議会で答弁しました。

しかし、当時、「築地が市場としての機能を確保できる方策を見出していきたい」、「仲卸が築地に復帰する際のお手伝いはさせていただく」とも発言しており、大規模な国際会議場や高級ホテルの整備などを柱とした現在の都の提案との矛盾は明らかです。市場機能は全く見られないのです。

そもそも、都知事選において小池さんは、築地市場の移転は「いったん立ち止まって考える」との立場でした。当選後、それではどうするのかということになり、「築地は守る、豊洲を活かす」との発言になったものです。築地に市場機能を残さないことが明確になれば公約違反と追及され、目前に控えた都議選でも大きな影響が出かねないなかでの発言だったわけです。

都民ファーストは大勝し、当時の自民党や民進党議員の多くは落選しました。小池さんは今でも、当時の発言と「築地が培ってきた食文化を生かすという趣旨は変わっていない」と強弁していますが、政治家として、極めて不誠実な対応です。

市場機能が豊洲と築地に分散することはあり得ないと思われたにもかかわらず、選挙前ということもあり、当時のメディアの対応も極めて不十分でした。メディアをうまく活用して、知事選でブームをつくり出し、都議選も大勝した小池さんですが、それを後押しした結果になったメディアの当時の対応についても、改めて疑問が感じられます。



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