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民進党は政権交代ある政治を目指す 議論がかみ合わない安倍首相はもっと努力を

民進党臨時党大会が15日開催され、代表選の投開票が行われる。新代表が選出された時点で、私の代表任期は終わる。

2015年1月、衆院選で落選した海江田万里前代表の後を受けて民主党代表に就任してから1年8カ月、まさに全力投球してきた。網膜剥離になり、気力だけで党務をこなしたこともあった。枝野幸男幹事長はじめ執行部メンバー、所属議員、党職員など、多くの方々に支えられた。改めて、深く感謝したい。

私がこの間、特に力を入れて取り組んだのは、「民主党と維新の党との合流」と「野党協力の推進」だ。

「自民党1強」のなか、国民のため、政権交代ある政治を実現するためには、政策・理念が一致する野党が1つになる必要があるとの観点から、維新との合流は、代表就任以来、最重要課題の1つだった。党内外に慎重論もあるなか、今年3月末、「自由」「共生」「未来への責任」を結党の理念とする民進党を発足させた。

野党協力は、7月の参院選で、32ある1人区の候補者調整を実現させた。政権転落直後の3年前の参院選に比べて、議席を倍増させるなど、一定の成果を出せた。野党の候補者を絞り込んでいくことは、誰が代表となっても必要不可欠だ。共産党との関係は代表選でも議論されたが、理念・政策の異なる政党と政権を共にすることはないのは当然のこととして、これからも選挙での連携は欠かせない。

党勢は底を打ち、民進党は前を向いて踏み出している。次の代表には、政権交代ある政治の実現を目指して頑張ってほしい。私も新執行部をしっかり支えていきたい。

安倍晋三首相とは、予算委員会や安保法制特別委員会などで何度も議論したが、物事が前進した充足感を覚えることは、ほとんどなかった。歴代首相とまったく違い、議論がかみ合わなかった。内政、外交とも重要課題が山積するなか、与野党のトップ同士が正面から議論することで、国民の方々が政治に関心を持ち、理解していただける。首相にはもっと努力してもらいたい。アベノミクスの宴は終わり、日本は本質的な問題解決に直面せざるを得ない。

私はこれから、日本のため、民進党のために、代表でないからこそできる仕事にじっくり取り組みたい。米国や中国、韓国を訪問して旧知の政治家や有識者と率直に意見交換したり、日本の将来を真剣に考える与野党の国会議員と党派を超えた信頼関係を深めたい。今までの政治活動の中で、約束したことは必ず守る政治家だという評価を得ていると自負している。

今回で、外相時代から7年間続けてきた、この連載は最後となる。政治が大きく動くなかで、自分の思いを率直にお伝えすることができたと思う。読者の方々には心から感謝したい。本当にありがとうございました。 =おわり




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