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2011.06.20|記者会見

民主党幹事長としての記者会見(6月20日)

岡田克也幹事長/記者会見要旨
2011年6月20日(月)16時10分~16時42分
編集・発行/民主党幹事長室

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
http://asx.pod.tv/dpj/free/2011/20110620okada.asx
http://www.ustream.tv/channel/dpj-channel
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■冒頭発言
○復興基本法の成立と今後の国会運営について
○本日の役員会について

■質疑
○今国会の会期について
○復興担当大臣の任命について
○谷垣自民党総裁への弔問について
○総理会見の開催について
○社会保障と税の一体改革について
○幹事長職について
○与野党の協議体について
○国会答弁に立つ1期生について
○3党合意の見通しについて
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■冒頭発言

○復興基本法の成立と今後の国会運営について

【幹事長】今日は参議院で復興基本法が成立し、これから復興に向けて本格的に舵を
切っていく、そういう非常に重要な日ではないかと思っております。22日、水曜日
の会期末を迎えて、どのぐらい会期を延長していくのか、そしてその間、何をするの
かということについて、野党の皆さんのご意見も十分踏まえながら、近々、決めてい
かなければならないと考えております。その際に何を言うかということを、今、言っ
てしまうのはいかがかと思いますので、この辺に留めさせていただきたいと思いま
す。

○本日の役員会について

【幹事長】今日は役員会を開催いたしました。常任幹事会を明日、開催する予定にし
ておりましたが、おそらく明日、明後日と非常に忙しいだろうということで、若干日
をずらす可能性があります。水曜日ないし木曜日に、常任幹事会を行い、今日、役員
会でご議論いただきました処分問題について、これは倫理委員会でご議論いただきま
したが、倫理委員会は常任幹事会の決定を是とするということでありましたので、そ
のことについて、最終的に常任幹事会に諮るということになります。
 あわせて今日の役員会では、会期延長問題に関して、かなり事態は動いております
ので、私と輿石参議院会長の2人にご一任いただくということで了解を得たところで
あります。もちろん、非常に重要な話でありますので、今日も夜の8時半から政府・
民主党首脳会議を開催する予定でありますが、役員の皆さんの議論もいただきなが
ら、しっかりと対応してまいりたいと思っています。

■質疑

○今国会の会期について

【毎日新聞・野口記者】会期を延長して何をやるかだが、総理から指示のあった2次
補正だけなのか、それとも本格的な復興の3次補正も、今国会中にやり切るのか。ま
た、震災関連法案だけではなくて、総理が意欲を示している再生可能エネルギーの固
定価格買取法案も成立させるような、幅を持たせる延長にするのか。

【幹事長】そういうことを、野党とよく協議していきたいと思っています。

【フリーランス・宮崎記者】6月30日までで国税・地方税の「つなぎ」が切れる。
税制改正法案は衆議院本会議を通ったから、是が非でも参議院で審議入りして成立さ
せるまで国会は閉じられないと思うが、いかがか。

【幹事長】もちろん、税制関連法案については、最低限のことを決めてありますの
で、これが成立しないことは、国民生活にも大変大きな影響があります。そういう意
味で、しっかりと審議して成立させていただきたいと思っています。

【日経新聞・恩地記者】延長国会で何をやりたいかについて、総理自らどこまで、ど
の法案までやるのかを表明する場は、近いうちにあるのか。

【幹事長】会期は国会で決めることでありますので、総理が何か直接、会見などの場
で言う話ではなくて、野党の皆さんのご意見もいただきながら、国会で決めていく、
これが会期であります。

【時事通信・中西記者】会期延長については、幹事長と輿石参議院会長に一任された
ということだが、最終的には、この2人で相談して決めるということか。

【幹事長】もちろん、野党のご意見を聞きながら、最終的には党としての考え方を決
めるということであります。

【時事通信・中西記者】今日の18時半からの与野党幹事長・書記局長会談では、野
党の意見も踏まえながらとなると、会期の幅を提示せずに、意見を聞くだけというこ
とになるのか。

【幹事長】18時半になればわかることを、今、この場で申し上げることはありませ
ん。

【日経新聞・恩地記者】昨夜の政府・民主党首脳会議で、総理が特例公債と2次補正
の成立を退陣の条件とする方針を固められたという一部報道があるが、そういう話は
昨日なされたのか。

【幹事長】いろいろな報道があります。よくぞここまでつくるな、という報道も、ど
の社とは言いませんがありますが、そこに出席した人間が、直接、名前を出して語っ
ているのでない限り、それは憶測にすぎないと思います。本来、政府・与党という最
高幹部が集まって議論したことが漏れるはずがないと。したがって、それはきちんと
した根拠を踏まえたことではないと、私は考えております。

【毎日新聞・野口記者】幹事長は以前から「多くの人の思いとかけ離れたことになれ
ば、幹事長としては、辞めてくださいと言うのが仕事だ」とおっしゃっていた。2次
補正と特例公債法案が成立すれば、多くの人が総理は退陣するだろうと思うような環
境になるとお考えか。

【幹事長】そういう質問自身が、総理に対してやや失礼な質問ですし、私、答えるつ
もりは全くありません。

【朝日新聞・南記者】幹事長は週末も含めて、本格的な復興予算の3次補正まで成立
できるような大幅延長を表明されてきたが、この考えは現時点でも変わりないか。

【幹事長】私自身の考えと、しかし、実際には、これは野党各党がどう言われるかと
いうことがありますので、よく相談してみたいと考えています。

【フリーランス・宮崎記者】昨日、公邸で総理に会われたとき、総理のご様子はいか
がだったか。お元気だったか。

【幹事長】そういうこともお話ししないほうがいいと思うんですよね。ただ、私服
だったと思います。背広ではなかった。いつもですけれども。

【朝日新聞・南記者】幹事長は、内閣不信任案が否決された直後には、「菅総理に、
まず、しっかり仕事をさせることが大事だ。その中で菅総理が(後進に)引き継ぐ時
期がおのずから見えてくるだろう」とおっしゃったと思う。菅総理は、再生可能エネ
ルギーの固定価格買取法案に対して、かなり意欲を示しておいでだが、この仕事をさ
せることは、政府・与党の中では「菅政権の中でしっかり仕事をさせる」という中に
入ってきているか。

【幹事長】非常に微妙な質問ですので、どう答えても非常に都合のいいように書かれ
かねない質問ですから、お答えしません。

○復興担当大臣の任命について

【朝日新聞・南記者】今日、復興基本法が成立する見通しになっているが、枝野官房
長官が今日の記者会見で、復興担当大臣の任命はできるだけ早いほうが望ましいとい
う見解を示されている。この認識は、政府・与党内で共通されたものか。

【幹事長】私はまだ相談を受けておりません。

○谷垣自民党総裁への弔問について

【フリーランス・安積記者】先週末、幹事長は自民党本部で谷垣総裁に会われてお悔
やみを申されたと思うが、その件以外に、今の国会運営についてのお話などはあった
か。

【幹事長】まず、党本部ではありません。衆議院内の自民党総裁室です。私も久しぶ
りに自民党本部に行けるのかなと思って楽しみにしておりましたが、場所は違ったわ
けです。
 お悔やみを申し上げ、谷垣総裁からは「奥さんを大事にするように」というお話も
いただいたりしました。その他、雑談的にいろいろな話はありましたが、もちろん、
石原幹事長も横におられましたので、中身は2人だけで話したわけではありません。
職員の方もおられました。

【ニコニコ動画・七尾記者】自民党の石原幹事長が、18日、宇部市での講演の際に
「岡田さんらは首相と刺し違えるつもり」などと発言した。この根拠は、幹事長が石
原さんに対して、「私も暇になります」と言ったことだと思うが、この事実関係と、
これが事実でないとしても、岡田幹事長のこれまでの発言からして、交渉とか話し合
いの経過がこういった形で伝わることに関しては、かなり遺憾に思われると思うが、
こういった形での報道について、自民党との関係はどうなるのか。

【幹事長】私は「暇になったら、よりおつき合いください」と言っただけで、それが
いつなのか、ということは言っておりません。そのことをもって石原さんが、これも
報道によれば、私が早く辞める、場合によったら総理より早く辞めると受け取られた
とすれば、それはちょっと誤解だと思います。
 それ以上のことは、私、申し上げませんが、ただ一般論として言うと、いろいろな
2人だけの話とか、そのときには谷垣さんもおられたんですが、フォーマルな場では
ないので、私も軽口を叩いた程度の話ですが、一般論として言うと、お互い信頼関係
に基づいて話したことが(外に)出ることになりますと、それはそういったきちんと
した話ができなくなるということは言えると思います。
 私が、それなりの信頼関係を野党の方々も含めて保ってこられたのは、中身、ある
いは会ったことも含めて「言わない」ということが、そういうことにつながっている
のではないかと思っています。

【フリーランス・安積記者】幹事長は、いつも会見で「仮定の話はしない」とおっ
しゃってきた。「暇になったら、おつき合いください」というのは、仮定の話なの
か、それとも、今までの原則からいったら、仮定の話ではなくて、何かしら期限を想
定されているのか。

【幹事長】私が1年後に幹事長をやっていると思う人はいないと思うんですね。当
然、総理のもとの幹事長ですから。それがいつかということはわかりませんけれど
も、長くやっていることはないだろうと思っております。

【日経新聞・恩地記者】昨日も石原さんに会われたということだが、この件について
幹事長から石原さんに苦情なり何か言われたのか。

【幹事長】昨日会ったかどうかは申し上げません。電話で話したり、いろいろな機会
はありますが、特に私は、そういうことは申し上げません。

【フリーランス・安積記者】先日、当選回数の若い議員を集められたときに、「イナ
ミネ」さんから「幹事長をお辞めになったほうがいいのではないか」と言われたとき
に、幹事長は「他に幹事長をやる人間がいるのか」と言われたと、取材で聞いてい
る。他に人材はいないと幹事長はお考えか。

【幹事長】そういうやりとりも含めて、私には全くそういった発言をした記憶があり
ませんので、お答えする必要はないと思います。それは皆吉(稲夫)さんの話で
しょ。

○総理会見の開催について

【産経新聞・千葉記者】幹事長は、総理の進退については、総理がお決めになること
だと繰り返し発言されている。総理は内閣不信任案否決以後、国民に対して記者会見
を開いていない。ご自身の口から進退について、より明確な言葉を聞けることを国民
は期待しているかと思うが、記者会見を開くとすればどういったタイミングで開けば
いいとお考えか。

【幹事長】それは総理がお決めになることで、私が何かコメントすることではありま
せん。
 ただ、この間、何か進退にかかわる報道が非常に過熱化しておりますので、もう少
し、冷静に対応していただければありがたいと思います。私に対する質問も、そうい
う質問が非常に多いのですが、この震災の問題も非常に重要ですし、さまざまな問題
がありますので、そのことのみ聞かれるのは、私もちょっと苦痛であります。

【時事通信・中西記者】今日の20時半から、政府・民主党首脳会議を開くというこ
とだが、昨日に引き続き総理も出席した上での会合になるが、どういう議論をする場
になるのか。

【幹事長】そういうことを言うはずがないことは、わかったうえで質問されていると
思いますので。

【ニコニコ動画・七尾記者】幹事長が1年後もやっているとは誰も思っていないだろ
う、と言われたが、被災地の方々のことも、全力を挙げるとしても長期間にわたると
見られているときに、その意図、お考えはどこにあるのか。

【幹事長】それは、1年後も私が幹事長をやっていると言う人は、まずいないのでは
ないかと思います。幹事長というのは、総理(党代表)のもとの幹事長ですし、私も
全力でやってきておりますので、1年後というのは全く想像できないことです。

【TBS・川瀬記者】総理は不信任案が否決されて以降、公式な場で記者会見を行っ
ていない。発信が総理自身から行われていないことについて、与党の幹事長としてど
う思われるか。

【幹事長】そこは総理がお決めになることです。開いても、同じような進退にかかわ
る質問ばかり出てくることでは、これは発信したことになりませんので、そういうこ
とも含めて、総理ご自身が判断しておられることではないかと思います。

○社会保障と税の一体改革について 

【中国新聞・荒木記者】これから大詰めの交渉が政府・与党内であると思われるが、
連立を組んでいる国民新党の亀井静香代表が、増税には絶対に反対する、与党の中で
そこは守りたいという発言を繰り返されている。国民新党にどう理解を求めるか。

【幹事長】まず、党の中をしっかりまとめることが重要だと思います。今日も、そう
いった意味で仙谷さんを中心に大変ご苦労いただくわけですが、党としての考え方が
まとまったところで、連立与党である国民新党のご理解もいただかなくてはならない
と。ただ、政府で頻繁に開催しております会議に、田中(康夫)さんや亀井(亜希
子)さん、毎回、出ておられるわけでありますので、そこでいろいろなご意見をいた
だいてはおりますが、そもそも論で増税そのものがいかなる場合にもだめだという趣
旨で、亀井代表も言っておられるのではなかろうと私は思います。

○幹事長職について

【フリーランス・宮崎記者】「1年後に幹事長をやっているとは誰も思っていないだ
ろう、総理のもとの幹事長だから」とは、1年後には、総理が違う方になっていると
いう意味か。

【幹事長】私、2つのことを言いました。そのことと、私自身も全力でやっています
からと。そういうことでご理解いただければと思います。総理がいつどういう形でお
引きになるかは、総理自身がお決めになることです。ただ、代議士会で、一定のめど
をつければ、後進に引き継ぐと言われましたので、そのことの意味というのは、これ
から何年もやると受け止めた方はいないと思います。
 これ以上言いますと、幅が狭まってきてしまいますので、それ以上は申し上げませ
ん。

【朝日新聞・南記者】幹事長は、幹事長の仕事について、総理をしっかり支えること
と、もう1つ、辞め際を誤らせないこと、この2つを会見などでもおっしゃっている
が、現時点では総理をしっかり支えることが幹事長の役割だと認識されているのか。

【幹事長】この申し上げた2つは矛盾するものではありません。

【朝日新聞・南記者】矛盾するものではないということで、現時点ではそれが並行的
に行われているということか。

【幹事長】先ほど答えたとおりです。いろいろ想像力を巡らせてお聞きになられると
困りますので、それ以上は申し上げません。

○与野党の協議体について

【共同通信・中久木記者】昨日のテレビ番組で公明党の井上幹事長が、復旧・復興の
ための与野党の協議体についてお話があった。この公明党の提案について、民主党内
で議論されているのか。幹事長は、大連立も含めた与野党協議の場を模索されている
と思うが、これは検討に値するとお考えか。

【幹事長】井上さんが言われたのは、大連立とかそういうことではなくて、復興に
絞って与野党で協力する場ができないかということだと思います。
 すべての政党という意味では、政府・各党会議(各党・政府震災対策合同会議、実
務者会合)というのがありました。あれも、復興ではありませんが、この大震災に関
して議論する場だったと思います。もう少し違う形を井上幹事長はお考えだと思いま
すが、よくご意見をお伺いして、私は政府・各党連絡会議も非常に有用であったと
思っておりますが、よりコンパクトで中身の濃い議論ができる場ができれば、それは
非常に望ましいことだと思っております。
 自民・公明・民主、3党で基本法の修正協議、最終的には修正ではなくて、新しい
法案になったわけですが、かなり時間をかけてしっかりした議論をやってまいりまし
た。そういう実績もありますので、今後も復興に関して、各党と深く話し合う場があ
ることは望ましいことだと思っています。

【読売新聞・石川記者】明日、延長の議決をしなければいけない時期だが、昨日、政
府・与党で集まられて、会期の延長幅が決まらなかったということだが、こうしたぎ
りぎりのタイミングで、まだ延長幅を決めていないというのは、どういう理由か。

【幹事長】まだ決める必要がなかったから決めなかったということです。

○国会答弁に立つ1期生について

【フリーランス・宮崎記者】通常国会終盤で、参議院ではいろいろな法案が通ってい
る。復興基本法案では、民主党1期生の後藤祐一衆議院議員が、またNPO法改正法
案では、同じく1期生の岸本周平衆議院議員が提案者・修正者として答弁した。民主
党衆議院1期生が、政府外で参議院に行って法案を成立させていることをどのように
評価されるか。

【幹事長】1期生であれ、当選回数の多い方であれ、しっかり国会の場でそういった
答弁をすることは、蓄積も必要ですし、勉強も必要ですし、いい経験になると思いま
すので、大いにそういうチャンスは活かしていただきたいと思います。これは、あま
り期は関係ないんですね。きちんと中身について、提案者になるということは、要す
るに与野党で協議して、その中で中心的役割を果たしたからこそ提案者・答弁者に
なっているわけでありますので、そういう活躍をしていただくことは大歓迎です。
 私もそういう経験は何回かありますが、少し鍛えるという意味で、いろいろな質問
を、与党であっても野党であっても、することも悪くないと思います。金融国会のと
きに、私、提案者に対して質問する機会があったのですが、かなり突っ込んだ質問を
枝野提案者にいたしまして、「ずいぶん厳しかった。自民党の質問者よりもかなり厳
しかった」と後で文句を言われましたが、そういうこともあっていいのだろうと思い
ます。

○3党合意の見通しについて

【朝日新聞・南記者】1次補正の前に結んだ3党合意について、今日セットされてい
た政調会長会談が流れた理由と、今後の3党合意の実現に向けた見通しは、現段階で
どのようにお考えか。

【幹事長】流れた理由はよくわかりません。私、承知しておりません。ただ、全体で
今、与野党で会期の問題について議論しておりますので、そういうことと当然関係が
あるということだと思います。




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