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2010.09.22|夕刊フジ

夕刊フジコラム「ズバリ直球」10年9月22日号

先週就任したばかりの民主党の岡田克也幹事長(57)が、本紙連載「ズバリ直球」の特別インタビューに応じた。3回目となる幹事長就任の背景や、全力で取り組んだ外相ポストへの思い、日本政治に対する責任感、公平で透明な党運営への意気込み、ねじれ国会への対応など、一気に語った。

――報道機関の世論調査で、岡田氏の幹事長就任に70%以上が期待している

「多くの方々に期待されて、責任は重い。ただ、世論調査の数字は上がったり下がったりするので、普段からあまり気にしていない。周囲からは『大変ですね』と言われるが」

――党を二分する激しい代表選をした後だけに、幹事長ポストは確かに大変そうだ

「親しい人から『何回、火中の栗を拾うのか?』と言われました(笑)」

≪岡田氏は2002年12月、菅代表の下で初めて幹事長に就任し、翌年の総選挙で民主党を躍進させた。2回目は昨年、鳩山由紀夫代表の下で歴史的な政権交代を果たしている≫

――幹事長受諾にやや時間がかかったようだが

「外相としてこの1年間、外交『密約』の解明と情報公開、重層的なアジア外交の推進、アフガニスタン・バキスタン支援、貧困問題など数多くの課題に取り組んできた。まだまだ、核軍縮・不拡散、国連安保理改革(日本の常任理事国入り)、普天間基地の移設問題など、やりかけの仕事が残っていた。一方で、各国外相同士の人間関係もようやくできてきたところだった。国連総会出張を目前にして、ここで外相が代わることは国益に反するという思いはあった」

――最終的に受託された

「昨年夏、国民の方々には『政権交代』に大きな期待を持っていただいた。民主党をしっかり立て直せるかどうかで、日本の将来が大きく左右される。藤井裕久元財務相など何人もの先輩・同僚から『日本政治にとって正念場だ』と電話をいただいた。これは天命だと覚悟した」

――どんな党運営を目指すのか

「02年に初めて民主党幹事長になった時から、『公平で透明な党運営』を掲げて党改革に取り組んできた。党の都道府県連に公認会計士の外部監査を入れるなどの党改革を実行した。このポリシーはまったく変わっていない。21世紀の日本の政治を担うに相応しい政党にする。同時に、党所属国会議員1人ひとりが、力を存分に発揮できる態勢を整えたい」

――菅内閣の閣僚人事で「脱小沢色が強まった」などと報じられている

 「マスコミが勝手に報じているだけだ。そういう意識はまったくない。公平かつ透明な党運営を行っていく」

──10月には早速、北海道5区の補欠選挙がある

「しっかり頑張りたいと思う」

――定例会見を週1回から2回に増やした真意は

「野党の幹事長ならば週1回でもいいかもしれないが、与党の幹事長は立場が違う。責任も重い。週2回ぐらいは当然ではないか。国民の方々に民主党の考え方や方針をしっかりと発信していきたい」

――臨時国会は10月上旬に召集予定と聞く。ねじれ国会への対応はどうする

「率直に野党と話をするしかない。政党や国会議員は国民や国家のために存在している。党利党略ではなく、国民の生活や国家の将来を見据えて、真剣に話し合いたい」

――自民党の石原伸晃幹事長や公明党の井上義久幹事長は、1990年初当選の同期だ

「同期で長い付き合いだから、お互いよく知っている。基本的な信頼関係はあると思う」

――最後に、もう一度決意を

「まずは党の立て直しとねじれ国会への対応をしっかりやりたい。忙しい日々が続くだろうが、健康管理を万全にして、全力投球で頑張りたい」

(C)夕刊フジ




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