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2008.02.22|マスコミ

一般財源化は本丸だ


――一般財源化を求める民主党の主張に、全国の首長が強く反発しています。

「6年前、地元・三重で第2名神の建設促進協議会の顧問になるよう頼まれたが、断った。無駄な道路はつくらないと言っている時に、地元は優先的につくれという会には参加できない。地元では事件だった」

「最近も『岡田が反対しているから伊勢大橋の架け替えが遅れている。北勢バイパスがなかなかできない』と流す人たちがいる。私でさえこれだから、若い民主党の議員が道路問題で戦っていくのは大変だ」

――一般財源化すると地方と国の関係はどうなりますか。

「地方分権を声高に唱える首長たちが『道路特定財源を守れ』と言うのは理解しがたい。道路特定財源にメスを入れるのは改革の本丸だ。一般財源化すれば高齢者医療や介護、子育て支援、農業など何に使ってもいい。その中で、選択として道路をやるならいい」

「特定財源だから『財布』を道路族議員や道路官僚が握り、天下りや無駄遣いもうまれる。塩川正十郎さんは財務相時代に『母屋でおかゆをすすっているのに、 離れですき焼きを食べている』と特別会計改革を訴えた。いまの額賀財務相は『一緒に離れですき焼きを食べよう』と言っているようなものだ」

――党代表時代に岡田さんは「暫定税率は温暖化税に充てる」と主張していました。

「財政赤字を補う手段として、炭素含有量に応じてかける温暖化税は有力で、消費税より理解を得やすいのではないか。欧州は兆円単位で徴収し、社会保障など に充てている。環境省は3千億円規模、ガソリン1リットルあたり1・5円程度を想定しているが、それでは排出量抑制の動機付けにはならない。ただ、暫定税 率25円すべてを温暖化税に振り替え、石油製品、灯油や重油、石炭にかけたらかなりの重税になる。暫定税率の話とは切り離して考えた方がいい、と今は考え ている」

――与野党で歩み寄りの余地はありますか。

「このままだと3月末に暫定税率が切れ、ガソリンが25円下がる。それが困るのであれば、何らかの提案を与党が考えるべきだ。我々は下がっても何も困らない」

(聞き手・蔭西晴子)




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