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2008.01.18|その他

『公のため』の思いを胸に

私の附高生活3年間で最大の事件は学園紛争でした。地方都市から都会に出てきた私にとって、学校生活に慣れる間もなく、いきなりの学校封鎖、封鎖の是非を めぐっての学生間の討議や学校側との対立、そして全国的にも珍しかった高校への機動隊導入という経験は衝撃的でした。同級生の何人かと私達のクラスの担任 が高校を去りました。

附高時代は私にとって、自分自身を真剣に見つめるとともに社会や政治に対して目が開かれる大切な時期でした。公のために働きたいという気持ちが高まり、そ れは今でも一貫して継続しています。附高時代の経験がなければ政治家になることはなかったと思いますし、全く別の人生を歩んでいたかも知れません。

公のためにという思いの中で、官僚の道を選択し、当時の通産省で12年間働き、得がたい経験をしました。とりわけ第二次石油危機発生時の石油不足に備えて の、ガソリン・灯油の配給制度の検討などはまさに国家としての危機管理そのものでした。また日米経済摩擦への対応は、日本の国益というものを強く実感する きっかけになりました。そういう中で「政治家に」という思いが芽生えてきました。

国民が同じ方向を見て頑張ることができた、ある意味で幸せな高度経済成長期が終わり、今までの官僚国家から、国民の信任を受けた政治家が責任を持って国家 運営を行う時代への転換期が来ている、政治家がしっかりしないと日本はもたないとの思いの中で、自分自身が政治家になる道を選択しました。

初当選から3年6ヵ月後、与党自民党を離党しました。政治改革を議論し実行しようとする中で、自民党では変えられないとの思いから、新たな政党を創ること で政権交代可能な政治を自ら実現しようと決心したのです。大きな不安を感じながらも、確信に満ちた人生最大の決断でした。

政治家というと若い後輩の皆さんにとっては遠い存在かも知れません。しかし日本の現状を心から憂い、国民の立場に立った政治を実現しようという思いで頑 張っている志ある政治家も多いということは、是非ともわかってもらいたいと思います。アジアを中心に急速に進むグローバル化と日本の人口減少時代という二 つの大きな流れの中で日本の将来像をどう描くか、大きな構想力が求められています。次の時代にあっても平和で豊かな日本を実現するためには、個々の国民の 賢明な判断とともにその国民が選び育てた政治家のまちがいのない決断にかかっているのです。




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