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2005.03.04|マスコミ

年金改革案、秋までに骨格

岡田・民主代表に聞く年金改革案、秋までに骨格

民主党の岡田克也代表は三日、産経新聞のインタビューに応じ、自民、公明、民主の三党合意に基づく社会保障全般を見直す与野党協議に関連、年金の抜本改革案の骨格を「今秋までに固める」と強調した。

――来年度予算案があっさり衆院を通過した

「まだ参院で審議がある。(党の)政策があまり見えなかったという批判を率直に受け止め、定率減税、子育て支援、三位一体などで骨太な政策論を展開したい。一億円ヤミ献金事件の証人喚問も大事だ」

――橋本龍太郎元首相らの証人喚問実現は

「小泉純一郎首相が首を縦にふらず、阻んでいる。世論の潜在的怒りはかなりあり、それを引き出す。その場は四月の衆院補選だ」

――年金問題での与野党協議は

「小委員会の場で与野党が議論することは煮詰まってきた。社会保障制度全体の議論をするのはいいが、九日の幹事長会談では、抜本改革をやることを明言し、まず年金だと確認する必要がある」

――具体的な条件は提示するのか

「消費税の扱いや納税者番号制の導入などこちらの言い分を100%認めないと議論に入れないということでは前に進まない。これまでの首相や厚生労働相の国会答弁を基本に方向性だけ決めて議論に入ればいい。厚生労働委員会の決議という形で方向性を出す」

――憲法調査会のような機関の設置を求める意見が党内にある

「与党が乗れないだろう。それに固執することで議論に入れない状況は本末転倒だ。本会議での決議の選択肢もあるが(与党が)のむとは思えない」

――「入り口が大事」ということか

「社会保障制度全般の議論という形で引き延ばしを図らないために入り口の設定は大事だ。中身まで全部こちらの案を与党が受け入れるはずがないので、方向性をきちんと確保することだ」

――年金改革案のとりまとめ期限は

「議員同士がきちんと議論したら、骨格を固めるのは一年もかける必要はない。私のイメージでは年金の骨格を固めるのは今年の秋までだ」

――郵政民営化問題への対応は

「小泉首相と竹中平蔵郵政民営化担当相は、根本的な疑問に何も答えていない。今のプランに従って進めれば、どこかで破(は)綻(たん)する」

――民主党はもっといい案を出せないのか

「今のタイミングですぐ出すことはない。こんな重要で難しい問題を安易に考えないほうがいい。十分に議論して知恵を出していく」

――郵政民営化での衆院解散の可能性は

「行き詰まって解散する人はいない。衆院解散は来年秋。自民党が新総裁になって、ボロが出ない間に解散するのが一番あり得るケースだ」

――衆院福岡2区補選の情勢は

「有権者の関心をどれだけ高めることができるかが勝負。山崎拓氏は小泉首相の盟友なので、政権を争う選挙の前哨戦の位置付けだ」




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