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2015.08.04|TALK-ABOUT [ブログ]

訪韓─旧知の朴大統領と会談、笑顔だが考え、配慮しながらの発言


今日は訪韓についてお話をしたいと思います。非常に短い旅でしたが、非常に中身のあるものだったと思います。今日は朴槿恵(パク・クネ)大統領との会談についてお話しします。具体的な中身につきましては、記者会見録が党のホームページにも載っていますのでご覧ください。

話題になったのは、この夏の、いわゆる安倍談話、戦後70年談話について、元従軍慰安婦について、そして今、開催が出来ないでいる首脳会談についてなどです。

朴槿恵さんとは過去4、5回お会いしたことがあります。したがって、初めてお会いしたのはもう10年以上前になるわけですが、最近では4年前に、私が与党幹事長を辞めて、副総理に就任するまでの間に、韓国へ行き、朴槿恵さんともお会いしました。


そのときに、2人で力を合わせて、日韓関係を良くするために、努力しようと約束をしました。そういう話も申し上げながら、約40分間、いい雰囲気の中で、議論が行われました。

彼女もずっと笑顔でお話をしてくれました。先ほど申し上げたテーマは、いずれもなかなか難しいものですが、植民地支配とか、謝罪とか、そういった具体的な言葉については、彼女の口から出ることはありませんでしたし、いろいろ考えながら、配慮しながら発言していると思いました。

いずれにしても会談の中身は、官邸もよく承知をしています。(日本の)駐韓大使も同席していました。

したがって、安倍総理がどういう談話を出すのかということについて、今回の訪韓の議事録なども参考にしていただきながら、国益を損なうことがないような、本当にいい談話を出していただきたいと、改めて期待をしておきたいと思います。

朴槿恵大統領も、決して日本が好きではないという人ではありません。本来であれば、リーダー同士がお互い信頼関係をきちんとつくりあげ、そして日本にとって非常に重要な隣国であり、民主主義国家としての共通の価値を持ち、北朝鮮や中国の問題について、共に協力していけば大変大きな果実を得ることが出来る、そういう二国間関係ですから、総理にも様々なことを考えて、今後、良い両国関係をつくっていただきたいと思います。

★韓国訪問については党ホームページに掲載しています。
(8月2日)https://www.dpj.or.jp/article/107297/
(8月3日)https://www.dpj.or.jp/article/107280/

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