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2014.05.07|TALK-ABOUT [ブログ]

訪中―中国ナンバー3らと会談、大局を見て日中双方が歩み寄りを

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中国から帰ってきました。日中友好議連の副会長として、高村正彦会長はじめ9名で行ってきました。維新の会の園田博之さん、公明党の北側一雄さん、共産党の穀田恵二さんなどとご一緒しました。

ハイライトは、全国人民代表大会常務委員長、つまり日本で言う衆議院議長と言ってもいいと思いますが、張徳江氏との約1時間の会談でした。

張徳江氏は中国共産党内の序列でナンバー3ということですが、重慶で書記をやっておられた薄熙来さんが逮捕されたあとに書記になり、その後処理をしたという経歴を見ても、おそらく習近平国家主席が非常に信頼する人ではないかと思います。


日本との関係はあまり深くありませんが、重慶の書記の前に広州の書記などもやっておられましたので、日本の自動車メーカーなどとは交流があったと思います。トヨタ、ホンダ、日産が広州に進出する時期と重なると思います。

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張徳江氏との会談は非常に厳しいものでした。中国の東北出身ということで、戦争中の満州における関東軍のやったことなどについて厳しく指摘をされました。

そして、靖国参拝や尖閣の国有化の問題について、「問題を起こしたのは日本である。したがって、日本がそれに対してどう対応するかを考えるべきだ」と、私から見ても一方的な指摘がありました。

最後は、「(責任は)主として日本側にある」という言い方をされて、そういう意味では中国側にも責任の一端はあるということを認めた形にはなっていますが、会談全体としては、かなり一方的なものだったと思います。

高村会長は、安倍総理の言葉として、秋に北京で行われるAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議でのトップ会談を提案されましたが、それが果たして実現するかどうかというのは、現時点ではまだ不透明だと思います。

5月から、APECの各大臣会合が中国で順次開催されます。そこで二国間の大臣会合がどこまで実現するかということが、1つの試金石になると思います。

先般、韓国で開かれた環境大臣会合でも、中国側は次官しか出てきませんでしたし、石原環境大臣とのバイの会談というのは実現しなかったと聞いています。

中国はかなり厳しい態度で出てきています。我々も、もちろん譲るべきでない問題については譲ることはできません。しかし、大局を見て日中双方がもう少し歩み寄る必要があるのではないかという印象を持った訪中でした。

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