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2013.02.04|TALK-ABOUT [ブログ]

産経・曳光弾報道―事実無根だが、危機管理上の精査と対応は必要

今日は、今朝の産経新聞に載った私に関する記事について、少しコメントしたいと思います。

中国の航空機が、尖閣上空の日本の領空を侵犯した場合に、当然自衛隊機がスクランブル(緊急発進)をかけるわけですが、そのことに関しての記事です。

記事によれば、スクランブルをかけたあと、自衛隊機が曳光弾(えいこうだん)を発射して警告をする。それが刺激的なので、私がそういうことはすべきではないと述べて、そうなったというものです。

これは、全く事実に反することで、もちろん航空機が領空侵犯すれば、それに対してスクランブルをかけるというのは、国としての規定方針であって、それは当然のことです。その際に、これはやってはいけない、控えるべきだという議論は、私が関与した会議で出たことはありません。
したがって、この曳光弾の話というのは、全く事実に反するものです。私に確認もしていない記事ですので、私自身も産経新聞に対して抗議をしたところです。

読者の皆さんも、本人に確認もせずに書かれている一方的な記事だということは、是非理解をしていただきたいと思います。そういう目で記事を読んでいただかないと、大きな間違いということになります。

さて、私がより問題だと思うのは、そういった間違った記事が出たということよりは、内閣の中で、官邸で少人数で行ったことが、正しい正しくないは別にして、記事になるということです。

私に関することでも以前から、特に産経新聞が多いわけですが、何度か記事になりました。少人数で、国家の重要なことについて議論していることが、簡単に外に出て、正しい正しくないは別にして、報じられるというのは、私は極めて問題だと思います。

副総理のときにも、これは国としての危機管理のイロハのイもできていないじゃないかと、そういったことが繰り返さないようにしっかり対応すべきだということを申し上げたことがあります。

今回の記事も、誰かが記者に話している可能性が大きいわけですが、その誰かというのも、情報に接することができる人はそう多いわけではありません。

危機管理に関わる話ですので、関係省庁は、どういうルートでこの記事ができたのかについてしっかりと精査をし、同じことが繰り返されないようきちんとした対応が必要です。それが、国としての危機管理の最低限のあるべき姿だということは、申し上げておきたいと思います。

※産経新聞に対する抗議文はこちら(PDF)

※ブログの動画版はこちら



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