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2012.05.22|TALK-ABOUT [ブログ]

天皇皇后両陛下の英国ご訪問―国にとって非常に大きな財産


日曜日(20日)に、羽田空港で、イギリスからお戻りになる天皇皇后両陛下をお迎えする機会がありました。

普段ですと、外務大臣と総理大臣、そして、三権の長である衆参の議長、最高裁判所長官が、皇族の皆様とともに、お見送り、お迎えをすることになっています。今回、総理がG8サミットでアメリカに行っていましたので、私がその代わりに政府を代表して、お迎えをさせていただきました。

政府専用機が着いて、陛下がタラップから降りてこられたわけですが、手術の後、そう時間も経っていないなかで、この長旅はお疲れかと思いましたが、そういうご様子は全くなく、皇族の皆様、皇太子、雅子妃ご夫妻はじめ関係者の皆さんともにこやかに話されながら、私はじめ政府関係者とも言葉を交わされながら、最終的にはお車に乗られたわけです。

イギリスは、昭和28年に19歳で皇太子として訪問されて以来の長い交流があるなかで、今回イギリスに行かれたということですが、総理大臣や大統領のレベルを超える、皇室間の交流とういうのは、個人的な関係ということで、非常に深いものがあり、一般の外交ということではくくることのできない、国にとっても非常に大きな財産になっているということを改めて感じた次第です。

いずれにしても、大変忙しいなか、わざわざイギリスに行っていただいたことに、天皇皇后両陛下に対して、心から感謝申し上げたいと思います。

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