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2012.04.19|TALK-ABOUT [ブログ]

イラン映画『別離』―文化・宗教は違えど人間共通の価値観


北朝鮮のミサイルが金曜日(13日)に発射実験が行われたので、土曜日(14日)、日曜日(15日)と、久しぶりにあまり予定の入っていない時間を過ごすことができました。

つまり、発射実験が土日までずれ込むことがあり得るということで、地方での「明日の安心」対話集会も含めて、予定を入れないようにしていた結果として、土日に比較的時間が取れたということです。

そういう時間を利用して、映画を観に行ってきました。アカデミー賞の外国語映画賞も取った、イランの『別離』という映画です。

小さな映画館でしかやっていませんので、観られるチャンスはあまり多くないかもしれませんが、是非時間がある方はご覧になることをお勧めしたいと思います。

ちょっとした出来事で、夫婦の間に亀裂が広がり、そして夫婦だけではなく、その家族やその家に出入りをした家政婦、あるいはその家族、いろいろなところに波紋は広がっていく。そういう映画なので、決して楽しい映画ではありませんが、映画らしい映画、素晴らしく出来栄えの良い映画だと私は思いました。

そしてもう1つ、この映画はイランで作られているということです。

その家政婦は非常に信仰心の厚い方で、だからこそいろいろ悩んだりするわけですが、それ以外の人々には、宗教というものをあまり感じさせるところがありません。

この映画が、日本やアメリカの映画であると言っても、決して違和感ないと思います。

そして、いろいろ文化・宗教は違えども、人間同じ価値観を持っているのだなあと、改めて考えさせられる映画だと思います。

イランという国、我々から見ると、あるいは西側から見ると、いろいろ違う国だと映るかもしれませんが、決してそういうことではなく、お互い人間として、共通の考え方、そして、特にイランという国、ペルシャ時代からの伝統を持つ国ですから、非常に深いイランの人々の考えというものを感じさせる映画だと思います。

是非機会があればご覧いただき、そしてこういう映画を作ったイランという国、もちろん、いま核開発の問題で世界の中で話題になっていますけれども、他方でこういう素晴らしい映画が作れる国民性、国なのだということも、知っていただければいいなと思っています。

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