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2011.06.29|TALK-ABOUT [ブログ]

両院総会-重要3法案の成立で道を譲るという総理の決意


昨日(28日)、久しぶりに両院議員総会が行われました。ここで、最近の出来事である、菅総理の代議士会(6月2日)における「一定のメドがつけば、次の世代に引き継ぎたい」という発言の説明や、閣僚の一部入れ替えなどについて菅総理から説明があり、意見交換が行われました。

全体として1時間半で、そのうち菅総理には、最初の1時間出席をしていただきました。私も、適宜お答えをしましたが、菅総理は2度にわたってお話しされました。

「一定のメド」とはいったい何かについて、菅総理は明確に述べられました。1つは特例公債法の成立、2番目は第2次補正予算及び関連法の成立、第3に固定価格買い取り制度を含む再生可能エネルギー特別措置法の成立の3つです。

いままで「一定のメド」の内容について、菅総理が触れられることはありませんでしたが、前日の記者会見に続いて、党所属議員の前ではっきりと3つのことを言われました。いずれも非常に重要なテーマであり、当然、今国会でしっかり対応しなければいけないものです。

「幻の」と言うか、自民・公明両党の幹事長とともに作った3党合意の中でも、同様のことが書かれています。違うのは、再生可能エネルギー特別措置法について、「成立」ではなく、「審議・採決」としていたことくらいで、あとは全く同じものです。

菅総理としては、この3つをしっかりやって、後進に道を譲りたいという決意を明らかにされました。

あとは、この3つの重要案件を中心に、ほかにも第3次補正予算、復旧・復興のための本格的な補正予算とその下準備や、原子力賠償支援機構法案――今回の福島第1原発事故をめぐって、様々な影響を受けた皆さんに対する補償の根拠になる法案――などについても、並行してしっかりと前に進めていく必要があります。

しかし、菅総理としては、「先ほどの3つのことができたときに一定のメドがついた」と言っておられるので、菅総理としては、次の世代にバトンタッチしたいと述べられたということです。

メディアはいろいろと書きます。最初はいつ菅総理が辞めるのかということに集中しました。菅総理は、いつということは言われていませんが、3つのことを挙げて、これがなされればということをはっきり言われました。これ以上に、「それがいつか」という不毛な議論はすべきではないと、私は思います。

もう1つ、両院議員総会で話題になったのは、鳥取県選出の自民党の浜田和幸参議院議員が離党し、今回、復興対策本部のメンバーになり、総務大臣政務官になったことです。

このことについては、いろいろな厳しい意見・批判が寄せられました。特に、地元鳥取県の民主党議員は何も知らされていなかったのですから、反論があって当然のことだと思います。

そして、今回1人来られたからといって、それが何か大きな意味を持つということでは必ずしもありません。しかし、是非、自民党を出て政府に入り、復興のための仕事がしたいという方がこれからも出てくるということであれば、それを拒む必要はないと思います。

もちろん、自民党、公明党とは信頼関係に基づいて、協力しながら仕事をしていかなければなりません。そうでなければ法律1本できません。しかし、だからといって、自らの判断で政府に参加したいという人について、こちらから「ノー」と言う必要は必ずしもないと思っています。

いずれにしても、これからも微妙なかじ取りが必要になります。

そして、両院議員総会で申し上げましたが、私としては、傷つけられた自民党、公明党との信頼関係をしっかり再構築して、国会の審議や先ほどの3つの案件をしっかりと早く前に進めることに、全力を投入しなければいけません。そう思っています。

最後に、全体的には静かな両院議員総会でした。別に、罵声が乱れ飛んだというようなことではありませんでした。

もちろん、菅総理は大変忙しい毎日を送っておられます。両院議員総会の前には、B型肝炎の患者の皆さんと政府との一種の和解の場に出て、謝罪もされました。いろいろな案件を抱えながら、時間をやりくりしておられます。多くの議員は、もちろんそのことはよくわかっています。

しかし、両院議員総会に1時間も時間を割いていただいたにもかかわらず、菅総理が退席しようとしたときに、これ見よがしに「逃げるのか」といった罵声を浴びせた人も確かにいました。そういったことは当然、党全体の評価に関わってしまいます。自覚を持って行動することが必要だということだけは、申し上げておきたいと思います。

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