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2011.05.18|TALK-ABOUT [ブログ]

原発-建設中や点検中の原発を再稼働させる基準を示すべき

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前回に引き続き、青森県訪問(14、15日)の件についてご報告したいと思います。

今回は原子力関係施設をいくつか見てきました。1つは、六ヶ所村の原子燃料サイクル施設、そして、その後に現在建設中の大間町の原子力発電所。そして、地元の村長さんや町長さん、市長さん、議会関係者の皆さんと意見交換をしました。

まず、原子力に関して1つ誤解があるかもしれませんが、いま稼働しているもの、たまたま定期検査で停止している原子力発電所、あるいは、いま建設しているもの、こういったものについて、やめるとは政府は全く言っていません。

浜岡原発だけは例外で停止を求めましたが、これも、津波を防ぐための防潮堤が完成した際には動かすことを明言しています。これから全く新規に造っていくものについては、これを従来あった計画のように、原子力の依存度を高めていくのか、あるいはそうではないのかについては、今後しっかりとした議論が必要です。

福島原発の大変大きな事態を踏まえて、冷静な議論をしていかなければいけません。しかし、いま、すでに進んでいるものについて、政府はこれをやめるという判断はしていません。

そういう中で、大間の原発についても、3年後には稼働するという計画で進んでいます。ただし、地震の後、現時点では本格的な建設は中断しています。

今後、そういった建設中の原発や現在定期点検などで止まっている原発について、どういう基準のもとに進めていくのかについて、よりわかりやすい考え方を示すことが求められていると思います。

地元や国民の皆さんの不安は福島原発の事故によって高まっているので、より丁寧な説明が求められると考えています。しかし、すべてやめてしまうという考え方は取っていないことも、同時に申し上げたいと思います。

さて、この大間原発に関して、地元の皆さんから出た要望は道路の問題です。私も通りましたが、大間原発へ向かう道路は海岸沿いを走っています。冬には通れない道もあります。海岸沿いの道路は、地震によって大きな石が落ちて全面通行止めとなった経験もあるし、津波が来れば当然閉鎖になります。

そういう中で、「いざというときの避難道の確保が必要ではないか。そのために道路の整備をしてもらいたい」というのが、地元の市長さんや町長さん、村長さんの共通したご意見であり、これは耳を傾けなければいけないなと思いました。

原発を造るとき、いざというときのために、避難することも当然考えて、やっていかなければいけません。もちろん、船という選択肢もありますが、それで何万もの人が退避することは非常に難しく、そういう意味でも避難道の整備が求められると改めて感じたところです。

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