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2010.09.03|TALK-ABOUT [ブログ]

日中ハイレベル経済対話とモンゴル出張-さらに深い関係へ


先般、中国とモンゴルに駆け足で行ってきました。

中国では、前から約束していた上海万博の会場を少し見るとともに、主たる目的は日中のハイレベル経済対話でした。それぞれ何人かの閣僚が出席し、私と中国の王岐山(オウ・キザン)副総理が共同議長をやって、約4時間半ほど議論をしました。

まず、それに先だって楊潔篪(ヨウ・ケツチ)外交部長とは、昼食を挟んで2時間以上意見を交わすことが出来ました。

この会議、特に日中ハイレベル協議は大きな会議で、丁々発止意見をやり取りするのはなかなか難しいのですが、私が特に力を入れたのは、中国で活動する日本の企業が、いろいろな障害に直面していることについて、もっと配慮してもらいたいということです。

例えば、中国で裁判を闘い、それに勝つことは難しく、仮に勝ったとしても、それを執行するところで障害が出てきています。こういった問題や知的財産権の問題、レアアースの輸出制限などの話をしました。

また、特に日系企業や台湾系の企業が多いのですが、労働争議が頻発しています。しかし、日本のように労働三法があるわけではなく、労使が話し合うことのルールも明確ではないため、きちんとルール化してくれないかといったことについて、私から発言をしました。

これは楊潔篪(ヨウ・ケツチ)外交部長にも話しましたし、日中ハイレベル協議でも取り上げました。そして、翌日は温家宝首相と40分ほど意見交換をする機会があり、そのときにも申し上げました。

日中を取り巻くいろいろな問題について、有意義な意見交換が出来たと思います。

特に私が感じたのは、温家宝首相を訪問した40分間でした。温家宝首相は、非常に温和な人柄で知られるのですが、私を中心とした日本側の発言に対して、丁寧に答えていただきました。

私は必ずしもその答えに納得せず、もう一度意見を言ったりしたのですが、温家宝首相の耳を傾ける真面目な姿勢、そして、丁寧に答える姿勢からは、自分たちの世代で日中関係をさらに一歩進めたい、日中関係を大事にしたいという気持ちが伝わってきました。

いずれにしても、日中それぞれが大きな国ですから、いろいろな問題があります。前から申し上げていますが、そういうことについて先送りすることなく、しっかりとお互い率直に問題提起し語り合うなかで、問題解決をしていくことが大事だと思っています。

そして、もう1つはモンゴルです。モンゴルは、資源を持った国であり、ロシアと中国に挟まれた国です。日本に対して、非常に期待を持っていますし、日本の様々な支援に対して感謝してくれています。日本に対して、大変熱い思いを持った国の1つです。

そういった国を本当に大切にしたい。したがって、まだ勉強が始まったばかりですが、モンゴルとの間の経済連携協定の締結についても、しっかりと議論を急ぎ、日本とモンゴルの関係をさらに深めていきたいと思います。

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