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2010.05.31|TALK-ABOUT [ブログ]

普天間基地問題―日米共同文書を発表、これからがスタート


普天間基地の移設をめぐって、日米間で共同文書が作成されました。この件にずっと携わってきた私としては、感慨無量なところがあります。

本来であれば、5月末までに沖縄の皆さんのご理解も得たうえで、こういった文書がアメリカ政府との間で交わされることが望ましかったのですが、残念ながら、沖縄の現状はそういったところに行っていない、つまり、理解をしていただくところまでには至ってないとうなかで、日米の合意文書を発表せざるを得ないことについて、沖縄県民の皆さんに、誠に申し訳ないことだと思います。

ただ、日米間で一定の合意ができたことは、日米同盟を安定させる意味では、非常に意義のあったことだと思います。とりわけ、日本を取り巻く環境、特に朝鮮半島が非常に重要な局面にあるなかで、しっかりと同盟の重要さを改めて相互に認識し、そして、こういった合意文書ができたことは、私は良かったと考えています。

これから、沖縄県民の皆さんにはご理解をいただき、しっかりと、誠意を持って我々が説明をすることで、前に進めていかなければいけないと思っています。

共同文書の中身の問題は、1つは、この普天間基地の移設の問題で、海域を含む辺野古周辺に移転をするということになりました。そして、同時に沖縄の負担軽減策が、いままでなかなかできなかったことが、具体的に書き込まれました。

アメリカ側も、そういった沖縄の負担軽減策については、日米同盟をしっかりと持続させなければいけないという認識の中で、沖縄県民の皆さんにご理解をいただくために、アメリカ自身も、かなり忍耐強く交渉に応じてくれて、成果を上げることができたと思っています。

普天間基地の移設先については、昔に戻っただけではないかという議論もあります。確かに、県外に出せなかったことは事実ですから、そこは誠に申し訳ないことだと思います。

しかし、鳩山総理は最後のぎりぎりまで、何とか沖縄の負担を軽減したいという思いで、様々な模索をされました。そのことが、また「ふらふらしている」ということにもなるのかもしれませんが、しかしここは、最後の最後まで何とかしたいという思いで、総理が頑張られたことについて、多くの皆さんにご理解をしていただきたいと思います。

今回の日米合意交渉そのものは、2カ月くらいかかりました。私も、相当エネルギーを注ぎ込んで今回の交渉を行いました。そして、日米両事務当局の皆さんが、非常に困難な中、日米同盟をしっかりしなければという思いの中で、必死で頑張ってくれたその結果でもあります。

日米の関係者の皆さんには、感謝申し上げたいと思います。そして、この文書ができたこの日をスタートに、これから沖縄県民の皆さんのご理解をいただくために、しっかりと努力していきたいと思います。

これからが、スタートです。

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