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2016.02.11|夕刊フジ

北に実効性ある安保理制裁を 残念な清原容疑者 首相は逃げずに国会論戦を(夕刊フジコラム「ズバリ直球」16年2月11日)

 北朝鮮の無謀な行動が止まらない。1月6日に4回目の核実験を行ったと思えば、今月7日には国際社会の警告を無視するかたちで、事実上の長距離弾道ミサイル発射を強行した。明らかに国連安全保障理事会決議の違反であり、早急に安保理は実効性のある新たな制裁を行うべきだ。
 中国が制裁に慎重とされるが、北朝鮮はおそらく、中国の意向もないがしろにしているはずだ。放置できる段階ではない。北朝鮮をどうすることが、東アジアと国際社会のリスクを最小限にできるのか、日米韓が共通認識を持って、中国を説得しなければならない。
 国民を驚かせた事件はほかにもある。
 元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反容疑(所持)で警視庁に逮捕された事件は、私を含めて野球ファンに衝撃を与えた。
 甲子園の大スターだった清原容疑者は、プロに入っても勝負強さと、独特の存在感を発揮していた。週刊誌がいろいろ報じていたが、「まさか…」という思いがあった。新人王を獲得し、球史に残る成績を残しながら、期待された本塁打王や打点王には最後まで届かなかった。プロで特別扱いされたのが良くなかったのか、いい指導者に恵まれなかったのか分からない。とにかく残念というしかない。
 国会では、2016年度予算案の審議が続いている。私も先週、予算委員会で質問に立ち、甘利明・前経済再生担当相の金銭授受疑惑や、消費税再増税時の軽減税率導入問題、衆院の選挙制度改革などについて、安倍晋三首相と議論した。
 しかし、私が軽減税率の財源1兆円が手当てされていない点を指摘すると、安倍首相は「腹案があるといって、なかったということにはならない」などと、訳の分からない発言をしていた。わが党からは玉木雄一郎、大串博志、山尾志桜里らの中堅・若手議員も質問に立ったが、やはり感情をむき出しにするような答弁をしていた。
 反論は構わないが、質問と関係のない一方的な民主党批判を繰り広げる安倍首相の態度に眉をひそめた国民も多いだろう。一国のリーダーならば、もっと懐深く、日本の将来について真摯に議論すべきではないのか。
 安倍首相や自民党幹部の言動を注視していると、夏の参院選では「憲法改正」が重要なテーマになると思われる。しかし、自民党の憲法改正草案について国会で質問すると、安倍首相は「私は内閣総理大臣としてここに立っている。この場で個々の条項について解説する立場にない」「ここで議論するのはふさわしくない」などと答弁を「拒否」している。
 だが、総理大臣だからこそ、幅広く国政の重要テーマについて国会で説明する責務がある。憲法改正が含まれることは言うまでもない。安倍首相には、逃げずに真正面から議論に応じてもらいたい。今後、集中審議もあるので、私も引き続き質問に立つ予定だ。国民の前で、堂々と議論できることを楽しみにしている。 (民主党代表)




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